ふしぎなともだち こんな友だちがいてくれたら安心して地域で暮らせるだろうなぁ。 | 絵本講師いけくみの 読書は心のごはん 絵本で心豊かに
- ふしぎなともだち[本/雑誌] / たじまゆきひこ/作

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ある島に引っ越してきたぼく。
はじめての登校日・・・
始業式
体育館の一番後ろで大きな声を出して
ひとりごとを言っている子がいてびっくりした。
そのこは やっくん。
自閉症という障害があると先生が教えてくれた。
授業中に校庭のぶらんこで遊んでる。
教室へ帰ろう!と無理に止めて引っ張ったら
ぎゃぁぁー
ものすごい声をあげて走り出した。
海の中へ走りこんだ。
お母さんは大きな声をあげて泣いている。
やっくんがいけないことをしたら、
みんなはやさしく教えてあげる。
大声をだしているときは
落ち着くまで待つ。
遊ぶ時も 勉強する時も 一緒。
やっくんは時計が大好き。
数字を書いているとご機嫌。
ひとり言をいうことで 自分の気持ちを落ちつけてる。
中学生になっても一緒。
大人になって
ぼくは郵便局
やっくんは作業所でメール便の配達の仕事で働き始めた。
図書館へ配達へ行ってやっくんと出合った。
大きな声でひとりごとをいうやっくんに、
しずかにせい!! と怒られていた。
やっくんは言われたことをくりかえすだけ。
ばかにするのか! ますます怒られる。
やっくんは 手首をかんでる。
風の強い日
バイクの後ろの箱から 手紙が飛んで行った。
田んぼの中をどろにまみれてさがしまわった。
みんなからどなりつけられ、飛び出したぼくに
いつのまにかうしろにやっくんがいて
「はい おしまい」 と。
心がわかりあえる
不思議な友だち。
田島先生
素敵な本を 世に送り出してくれて
ありがとうございました。
一人でも多くの子に届きますように。
一人でも多くのこの心に響きますように。
やっくんは
二男のたっちゃんとよく似ています。

