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我が家の家族構成です。

ikekopanda…私。

子供が県外の大学へ巣立ち

空の巣症候群からうつ病を発症。

現在治療中。

服薬しながら

2024年1月から扶養を外れて働き始めました。

健全な生活と仕事、

上手な子離れを模索中。


🐼パンダパパ…夫。

定年退職し再任用2年目。

私より気のつく母性の強いパパ。


🐼パン太郎…大2のひとり息子。

結婚8年目、

不妊治療の末生まれた奇跡の子。

2023年春、関西圏国立大学合格✴

初めてのひとり暮らし2年目🔰



ケーキの写真に写っているお皿。


これは私が結婚したときに、

大学の友人からお祝いにいただいたものです。

他にもケーキ皿はあるのですが、

こればかりもう28年使っています。




これを贈ってくれた彼女は

もうこの世にはいません。



31歳という若さでこの世を去りました。



私はパンダパパの海外赴任先でその知らせを他の友人から聞きましたが、

お葬式に参列することは叶わず…


2年後本帰国して、

友人とともにご実家を訪ね、

お仏壇とお墓に手をあわせました。






彼女が結婚して

1年経つか経たないくらいの頃

彼女の旦那さんが交通事故で亡くなりました。


それを知ったときも私は海外にいました。


いてもたってもいられず、

海外から彼女に電話しました。






彼女は…


頑張ろうと思える日もあれば、

もうダメだと思ってしまう日もある。

今でも、玄関の扉を開けて

「ただいま」と帰ってくる気がする。


と言っていました。





それが彼女と話した最後になりました。



生きていれば

また幸せに思える日もくる!

なのにどうして???

と、私はずっと思っていました。


残されたご両親さまの

あまりにも落胆しておられる姿を見るにつけ、

その思いは強くなりました。





でも、自分が鬱病になって、

初めて彼女の苦しみが理解できました。


私の苦しみなど、

彼女の10分の1にも満たないでしょうが…





決して

彼女が弱かったわけではない。



むしろ彼女は何とか立ち直ろうと

頑張っていました。


ふっとした心の隙間に忍び寄る

楽になる方法に

ただ抗えなかっただけなのです。


人間は二度死ぬといいます。

一度目は肉体を失ったとき、

二度目は全ての人がその人の存在を忘れてしまったとき。



私は、このケーキ皿を使うときは

必ず彼女を思い出します。


もう何も苦しまず、

旦那さんと若いままのふたりで

仲良く楽しく過ごしているといいなぁと思う。






よりちゃん。

私は53歳になったよ。


何とか乗り越えて、頑張ってるよ…