前回の続き。

1/16から後半戦。

後半は短いので、今回も1回のみの参戦となった。

Webチラシのキャプチャを公式サイトより借用する。

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1/20(土)のこと。

もしかすると東京23区でも雪が降るかもしれないという予報に戦々兢々としながら、家を出る。

数年ぶりに復活した宮島口駅「あなごめし」は、1日70食しか来ず、開店と同時に整理券が"瞬殺"状態らしい。味は別格だが、値段も別格となってしまったので、無理して早起きするのはやめた。

 

それでも会場に着いたのは10時10分頃であった。

まだ雨こそ降っていなかったが、ものすごく寒い。

「5ちゃんねる」によれば、前半は屋上にあったバーベキューテーブルは撤去され、長椅子が代わりに置かれているとのことだったが、混みそうな休憩所よりは空いているだろうと思い、屋上で食べる弁当のみを実演ブースで手早く買い、早速屋上へ。

 

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ほたて華寿し (旭川駅) (2,450円)

 予約も出来たが、敢えて実演ブースで作られたものを買ってすく食べた。

 たっぷりのホタテに、ウニ、イクラが散らされたちらし寿司。こんなにホタテ貝の多いちらし寿司は、初めて食べた。

 

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いわしとさばのほっかぶり寿司

サーモンといわしのほっかぶり寿司

共に(釧路駅) (各1,350円)

 久々に登場。"ほっかぶりずし"とは、大根の薄切りを握り寿司の上に乗せ、シャキシャキとした食感を実現したもの。

鰯と鯖の"ほっかぶり"同士の相盛と、サーモンと鰯のほっかぶりの2つ購入。

ご飯の量がしっかり多く、かなりの食べ応えあり。

おまけにお酢の効きが強い。

 数年前に取り上げた時も記した筈だが、ご覧のように「サーモン」は"ほっかぶり"ではなく、単なる握り寿司である。

元来お酢があまり好きではない私にとり、ご飯の量の多さと相俟って、2パックは流石にキツかった。

鯖にもサーモンにも鰯が入っていることを考えれば、サーモンのほうは買わない方が良かったかもしれない。

そうしたら、売り切れ回避のため真っ先に買った「ぶりかつ弁当」(新潟駅)を食べることができたのに…。

 

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後半のみ登場する大阪・玉出木村家のパンは、近年輸送方法を改善したのか、朝一から販売が始まっているが、長蛇の列は果てしがなく、屋上へ上がりがてら様子を見ると、7階から8階と上へ伸び、8階通路に延々と続いている。

これに並ぶと2時間コースだろう。

この日はとても並ぶ気にならず、屋上の昼食を終えるや、さっさと退散。

一旦神保町へと向かった。

 

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神保町で鉄道雑誌を一通り読み終えたのが12時半だったが、今回も予約分の引取りは、余裕をもって16〜17時としたため、この前同様時間がダダ余りである。

 

このまま乗り鉄で時間を潰しても良かったが、考えあって一旦会場へ戻る。

 

D-7輸送へ行ってみた。

半分位の種類しか売れ残っていなかったが、欲しかった駅弁は残っていたので、それら2つのみ購入。

 

玉出木村家はまだ売られていたが、いつも売れ残る「ベネディアーナ」「マルガリーテン」という星形メロンパンのみで、両方共以前散々食べたので、今回はパス。菓子パンは太る元で、毎年の"駅弁太り"を少しでも避けたいと思ったからでもある。

 

他の実演の弁当は、このタイミングで買う気にはなれず、場内の熱気にアテられ、今季初のソフトクリームに手を出す。

 

まだ予約引取にはたっぷり2時間以上あるが、前回行きそびれた久喜回りはしんどく、今回の乗り鉄時間潰しは、新宿から京王線橋本特急で多摩センターへ行き、小田急線に乗り換えて新宿へ戻ってくれば、流石に小田急といえども空いているのではないか?と考えた。

 

ところが京王橋本特急は意外と速く、多摩センターに30分で着いてしまった。

ここから小田急では、また新宿で時間潰しをせねばならなくなる。

多摩センターから各停に化ける、いわば"区間特急"だったが、そのまま橋本まで乗り通し、横浜線に乗り換え、町田から小田急で新宿へ向かう作戦に急遽変更する。

 

神保町の書泉グランデから出てきた時点で既に雨が降り始め、結構しっかり降り出していたので、橋本でも町田でも一切寄り道はせず、淡々と電車を乗り継ぐだけである。

 

町田からの小田急は流石に混んでいそうだし、このまま快速急行に乗ってしまうと、まず座れないし16時より早く着きそうだし…。そこで敢えて快急待ちをしていた各停で新宿まで乗り通すことに決めたが、その各停でさえもほぼ満席で、車両を移動してどうにか座席にありつく。

 

生憎の雨天、結構混む車内、またしても疲れと消化活動ゆえかいつしか居眠りこけ、気づけば新宿であった。時間は丁度16時。

無駄な時間潰しがなくなったのは幸いであった。

 

京王百貨店1階を覗くと、まだ買い回りのタオルが配られていたので、「ならば」と2階で予約弁当を引き取った後、5階の伊東屋へ寄る。

ボールペン1本を買い、再び1階へ。

首尾よくタオルを入手。何かの役には立つだろう。

 

そしてこの日3度目の7階へ。

この後、屋上で夕食として食べるもの、持ち帰って翌日以降に食べるためのものなどを次々に買い求める内、時刻は17時になった。

 

再び屋上で早めの夕食。

雨の日暮時。吹き曝しの屋上は、風が冷たく、海鮮弁当を食べるのはキツかったが、凍えながらどうにか食べる。

 

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あなごあいのせ重極み (福山駅) (2,100円)

 「5ちゃんねる」の書き込みを読み、買うことにした駅弁。

煮穴子と焼き穴子の両方を楽しめる。

販売ブースに行ったら、作り中だったので10分ほど他を回り、漸く購入。

最初はタレなしで食べて…と言われたので、そうしてみた。

作りたてとはいえ、穴子は予め用意されたものを、現地ではご飯に乗せるだけなので、あまり出来立て感はない。タレが別なのも、煮穴子はともかく、焼き穴ではタレの味が穴子によく馴染んでいないという欠点を招いている。

煮穴子、焼き穴両方の違いは確かに味わえたが、期待したほどのものではなかった。

 

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サーモン巻 (浜形水産) (1,620円)

この調製元では、海鮮丼よりも、この刺身のたたきたっぷりの巻物をいつも買う。

初めはそのことを忘れていたが、途中で思い出し、急遽購入を決めた。

最初はサーモンのみの丁度半分のサイズを買おうとしたが、店頭端に本品を見つけ、まぐろ巻きも入った相盛バージョンにしてもらった。

 ご飯からこぼれ落ちそうなサーモン、鮪が身上。

 海苔の味も相俟って、これぞ寿司という食感。

但し、幾らこぼれ巻きとはいえ巻き寿司なので、ご飯がぎっしり。お蔭でもう、これ以上は食べられない。お昼に続き、またしても「ぶりかつ弁当」はお預けとなった。

 

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次回へ続く。