前回の続き。

幾ら“飲み物”ぽいお粥弁当を含めたとはいえ、初っ端から駅弁4個一気食いの暴挙。

本当は「だるま弁当」は、その日の夜、映画の幕間の夕食のつもりで買ったのだが、これも胃袋に収まってしまった。

そろそろ昼からの映画の入場時間が気になり始める。

 

会場に戻ると、先ほどは長蛇の列ができていた「ご当地パン特集」が、5人待ちほどになっているではないか!

「ならば買う。」

その瞬間、ほぼ1年、自らに課してきた「菓子パン禁止令」は、早くも一時撤回と化した。

こうなりゃ気になるパンを片っ端から買ってやる!

渡された籠にパンを次々に放り込み、結局紙袋いっぱいにまで膨れ上がった。

 

こうしてその日の晩御飯も、その後数日間の朝ご飯も、甘い菓子パンばかりとなった。

 

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のっぽパン(ピーナッツ) (静岡・パンデロール)(220円)

極めて大雑把な言い方をすれば、ヤマザキの「ナイススティック」のピーナッツクリーム版といえばいいのか。(多分、地元の方は「違う!」と声を大にされるでしょうが…)

長細いパンは、食べても食べてもなかなか終わらず、塩気のちょっと効いたピーナッツバターがたっぷり入っているのが嬉しい。

それにしても「220円」というのは結構な値段だな…と思い、調べてみると、やはり現地では150円位で売られているようだ。

駅弁大会用のぼったくり→スペシャル価格と、昨今の事情からすると、送料分上乗せということなのだろうと、まぁ大目に見てやってください。

私が行った時は既に売り切れていたが、「丹波牛乳」味が代表格らしいが、定番の「クリーム」、「チョコ」の他にも色々な味がある模様。

沼津へ行くことがあったら、色々試してみよう。

ちょっとすっとぼけたキリンさんのキャラがかわゆい。

 

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福田パン コッペパン各種 (岩手県)

 

数年前、駅弁大会に初登場した際は、後半だったこともあり、大阪の玉出木村家と完全に被り、あっちもこっちも買いたいが、どっちも長い列でどうしよう?と悩んだものだったが、あれから3年。東京にも随分とコッペパン屋が出来、随分浸透したなぁという印象。この福田パンも、お弟子さんが亀有でコッペパン屋さんをやられているようで、その内行こう行こうと思いつつ、未だに行けていない。

前にも記したように、盛岡のソウルフードとして、コッペパンとしては全国区。

現地ではさまざまなフレーバーを、惣菜も含め、その場でパンに挟んで提供してくれるようだが、一部の甘いクリーム系フレーバーは、既製品としてコンビニやスーパーで売られている。

駅弁大会に運ばれてくるのは、それらの一部である。

以前は、朝から長蛇の列ができ、杉山フルーツばりの争奪戦が繰り広げられ、“瞬殺”必至アイテムだったが、当時の殺伐たる雰囲気に比べりゃ、今回は嘘のように平和に買えた。

今大会初企画・「ご当地パン特集」の牽引役であることは変わらない。

他の店のパンも試してみたいと思い、今回は次の3種類に絞った。

 

・ピーナツ・バター入サンド (139円)

・あん・バター入りサンド (159円)

・クッキー&バニラ (169円) 

いずれもパン自体が随分どっしりとしており、1個だけでもかなり食べ応えがある。

「ピーナツ・バター入サンド」は、マーガリンが片面全体に塗られてあり、一般的なピーナッツクリーム味のパンから想像するよりも、遥かに塩気がある。

「クッキー&バニラ」にも同様のことが言え、マーガリンベースのクリームは、見た目以上にしょっぱい。

「あん・バター入りサンド」は言わずもがな。甘い粒あんとマーガリンのしょっぱさの絶妙なバランス。たっぷり入ったあんこが嬉しい。

奇しくもしょっぱ甘いフレーバーが揃った。

買わなかったが、他には「ジャム&マーガリン」、「ミルクサンド」があった。

 

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山型コーヒーサンド (石川・小松・あづま屋)(250円)

ベタチョコ (山形・たいようパン)(220円)

どちらも平べったい形をしているが、なかなか個性的。

 

「山型コーヒーサンド」は、コーヒーづくしの一品。

コーヒー味の食パンにコーヒー味のバタークリームがたっぷり挟まっている。

むしゃむしゃ頬張るのが良し。

一方のベタチョコ」。こちらはコッペパンを2枚に開いたものに白いバタークリームを塗り、全体をチョココーティングしたもの。

いうなれば形の違った「銀チョコ」だが、チョコレートは結構分厚く、濃厚な味。

そりゃこれだけ分厚くチョココーティングすれば、コッペパンの開きも元に戻れないわなぁ。

先の東京オリンピック開催の昭和39年に販売されて以来のロングセラー。

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兵庫・ニシカワ食品 菓子パン各種

 

くりぃむパン (180円)

白あん入りメロンパン (180円)

紡錘形というと、もう死語に近いが、そうとしか言いようがない形が一大特徴。

「くり~むぱん」の中身は、濃厚なカスタードクリームで、しっとりと柔らかいケーキ状のブリオッシュ生地も相俟って、贅沢気分が味わえる満足の一品。

「メロンパン」のほうは、中身が今どき珍しい白あん。

これだけ白あんがたっぷり入ったメロンパンは初めて食べた。

その昔、丸形でてっぺんがクッキー生地で網目が付いた、スタンダードなメロンパンでも、中に白あんが入っていた記憶がある。

幼少期、白あんは食わず嫌いだったので、メロンパンは子供時分、必ずしも好物ではなかった。

クリームと違って、どっしり食べ応えがある割に、さっぱりとした味わい。

 

アベック (200円)

ロールパンの間に白いバタークリームをはさみ、表面をチョココーティングしたものかと思いきや、カスタードクリームを練りこんだ生地をうずまきデニッシュ状に焼き上げた柔らかいパンを中央からバッサリと切りこみ、寸止め状態で2つ折りにして、その谷間にミルククリームをたっぷりと注入。チョコレートをかけるというなかなか凝った作り。

兵庫のどこかと思ったら、加古川のメーカーらしい。

割と近くに昔住んでいたことがあるが、全く知らなかった。

これ1個で軽く400kcal近いが、いつでも手に入る環境なら、上の2つ共々、何十回と食べ続けていたに違いない味。

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魅惑の「ご当地パン特集」。

この数日後、もう一度更に他のパンに触れる機会を得た。

続きは次回。