As time goes by

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香川県高松市でStep upジムとハンドボールクラブを運営。健康と挑戦を支える現場から、体づくりと指導の学びを発信。

〜動きをコントロールする「身体感覚」の正体〜


「思ったように身体が動かない」

そんな経験はありませんか?

頭の中では、

「こう動きたい」

と思っている。

でも、実際に身体を動かしてみると、

「なんか違う」

「思ったより動かない」

「力が入りすぎる」

「バランスが取れない」

ということがあります。

これは単純に、

「筋力が足りない」

から起こっているとは限りません。

身体を思い通りに動かすためには、

自分の身体が今どうなっているのかを感じ取る能力

が必要です。

今回は、この「身体感覚」について考えてみます。


身体は常に「自分の状態」を感じ取っている

私たちは普段、

「右手がどこにあるのか」

「膝がどのくらい曲がっているのか」

「身体がどちらに傾いているのか」

を、いちいち目で確認していません。

目を閉じても、

ある程度なら自分の身体の位置を把握できます。

これは、

身体の中から送られてくる情報

を脳が受け取っているからです。

筋肉の伸び具合。

関節の位置。

身体の傾き。

筋肉に入っている力。

そうした情報を受け取りながら、

脳は、

「今、身体がどうなっているのか」

を把握しています。


「身体感覚」があるから動きを調整できる

例えば、目を閉じた状態で、

右手を頭の上まで上げてみてください。

目で確認しなくても、

「だいたいこの辺まで上がっている」

という感覚があると思います。

そして、

「もう少し上」

「少し右」

など、自分で修正できます。

これが、

身体の状態を感じ取りながら動きを調整する

ということです。

身体は、

「動かす」

だけではありません。

感じる → 判断する → 動かす → また感じる

ということを、非常に速いスピードで繰り返しています。


運動が得意な人は「力が強い」だけではない

スポーツが上手な人を見ると、

「筋力があるから」

「身体能力が高いから」

と思いがちです。

もちろん、それらも重要です。

しかし、

それだけでは説明できないことがあります。

同じ筋力を持っている人でも、

動きがスムーズな人と、

動きがぎこちない人がいます。

その違いの一つが、

身体から入ってくる情報を使って、自分の動きを調整する能力

です。


「力を入れる」より「必要な力を感じ取る」

トレーニングでは、

「力を入れて!」

と言われることがあります。

もちろん、力を発揮することは重要です。

でも、本当に大切なのは、

必要なときに、必要なだけ力を使えること

です。

例えば、

ペットボトルを持つときに、

100kgのバーベルを持つような力は必要ありません。

強すぎれば動作がぎこちなくなります。

逆に、弱すぎれば落としてしまいます。

身体は、

「このくらいの力が必要だ」

と感じながら、力を調整しています。


身体感覚が低下すると「力み」が増えることがある

身体の状態をうまく感じ取れないと、

「とりあえず力を入れる」

という動きになりやすくなります。

例えば、

バランスが不安定だから身体を固める。

動きが分からないから力を入れる。

怖いから身体を緊張させる。

こうして、

「感じ取って調整する」代わりに、「固めて安定させる」

という動きが起こることがあります。

これは、前回の記事でお話した

「使いすぎ」

にもつながります。

身体の一部が必要以上に頑張ってしまうからです。


「身体が硬い」のではなく「硬くしている」こともある

ストレッチをしても、

すぐに身体が硬くなる。

そんな人もいます。

もちろん、筋肉や関節そのものの柔軟性が関係している場合もあります。

しかし、

身体が動くことに不安がある。

動かしたときの感覚が分からない。

身体をどう使えばいいのか分からない。

こうした場合、

身体は自分を守るために、

無意識に力を入れて動きを制限する

ことがあります。

つまり、

「身体が硬い」

だけではなく、

「身体を硬くしている」

という状態も考えられます。


スポーツでは「感じ取る力」が大きな差になる

例えばハンドボール。

相手が目の前にいて、

ボールが飛んできて、

味方が動いて、

自分も走っている。

その瞬間に、

「右足をこの角度にして」

「膝を何度曲げて」

なんて考えている時間はありません。

身体は、

周囲の状況を感じ取り、

自分の身体の位置を感じ取り、

その瞬間に必要な動きを選択しています。

だからこそ、

身体を感じ取る能力は、スポーツのパフォーマンスにも関係します。


日常生活でも同じことが起きている

これはスポーツだけの話ではありません。

階段を上る。

椅子から立つ。

荷物を持つ。

靴を履く。

床に落ちたものを拾う。

こうした日常動作でも、

身体は常に情報を受け取りながら動いています。

だから、

身体感覚がうまく働けば、

必要以上に力を使わず、

スムーズに身体を動かしやすくなります。


身体感覚は「目で見る」だけでは作れない

身体の状態を知るために、

鏡を見ることは役に立ちます。

フォームを動画で確認することも役立ちます。

しかし、

それだけではありません。

大切なのは、

「自分ではどう感じているのか?」

です。

外から見たフォームが同じでも、

本人が感じている身体の状態は違うことがあります。

だからこそ、

「見た目のフォームを直す」

だけではなく、

身体の中から感じ取れる情報を増やす

ことも重要になります。


Step upでは「動かす」と「感じる」をセットで考える

Step upのトレーニングでは、

単純に筋肉を動かすだけではありません。

身体を動かしながら、

「どこが動いているのか」

「どこに力が入っているのか」

「どこが動きにくいのか」

「左右で何が違うのか」

など、

自分の身体の変化を感じてもらいます。

なぜなら、

自分の身体を感じ取れなければ、自分で動きを変えることも難しい

からです。


身体を変えるには「自分の身体を知る」ことから

身体の使い方を変えるとき、

いきなり、

「正しいフォームにしよう」

とする必要はありません。

まずは、

「今、自分はどう動いているのか?」

を知る。

そして、

「どこが動いている?」

「どこが動いていない?」

「どこに力が入りやすい?」

と感じ取る。

そのうえで、

少し違う動きを試してみる。

すると、

「さっきより動きやすい」

「ここなら力が抜ける」

「こっちのほうが楽」

という新しい感覚が生まれます。

この積み重ねが、

身体の使い方を再学習する

ということにつながっていきます。


Step upが考える「身体感覚」

身体感覚とは、

単に「身体が柔らかい」「身体が硬い」という話ではありません。

自分の身体が今どうなっているのかを感じ取り、その情報を使って動きを調整できる能力。

これが、Step upが考える身体感覚の重要な部分です。

そして、

身体を思い通りに動かせる人は、

「身体能力が高い人」

というだけではなく、

自分の身体から送られてくる情報を上手に使っている人

でもあります。


「身体を動かす」だけから、一歩進んで

トレーニングというと、

「筋肉を鍛える」

「体力をつける」

というイメージが強いと思います。

もちろん、それも大切です。

でも、

身体をどう使うのか。

今の身体がどう動いているのか。

どんな感覚で動いているのか。

ここまで考えると、

トレーニングの見え方は大きく変わります。

身体は、

鍛えるだけのものではありません。

感じて、学習して、使い方を変えていくものでもあります。


Step upのトレーニング

Step upでは、

「身体を鍛える場所」だけではなく、

「身体の使い方を再学習する場所」

でありたいと考えています。

身体をゆるめる。

動かせる範囲を広げる。

身体から入ってくる情報を感じる。

その情報を使って動きを調整する。

そして、

身体全体が連動して動けるようにしていく。

そのために、

リフレックストレーニングを中心としたコンディショニングとトレーニングを行っています。


身体は変えられる。動きは再学習できる。

今、

「身体が思ったように動かない」

「昔より動きが悪くなった」

「力が入りすぎる」

「運動するとすぐ疲れる」

と感じている方も、

それだけで、

「もう年齢だから」

と決めつける必要はありません。

身体には、

まだ使っていない感覚や動きがあります。

それを一つずつ取り戻していく。

身体の使い方を学び直していく。

その先に、

「前より身体が楽に動く」

という変化があります。


まずは、自分の身体を知るところから

Step upでは、2日間の体験を通して、

現在の身体の状態や動き方を確認しながら、

自分の身体がどう動いているのかを実際に感じてもらいます。

「もっと楽に動けるようになりたい」

「身体の使い方を見直したい」

「運動しているけど、思うように身体が動かない」

そんな方は、一度自分の身体と向き合ってみませんか?

2Days体験:3,300円


次回予告

身体を感じ取れるようになる。

そして、その情報を使って身体を動かす。

では、その先にある、

「身体を思い通りに動かす能力」は、どうやって高めていけばいいのでしょうか?

次回は、

【「身体をコントロールする力」はどうやって高めるのか?】

〜筋力・柔軟性だけでは作れない「動作コントロール能力」〜

について掘り下げます。


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〜身体の中で起こる「動きの偏り」とは?〜


「ここだけ、いつも疲れる」

「右肩だけが凝る」

「いつも同じ腰が痛くなる」

「膝に負担がかかる」

「片方の足だけ疲れやすい」

そんな経験はありませんか?

身体は全身が一緒に動いているように見えて、実はそうではありません。

動きの中では、

よく使う場所と、あまり使っていない場所

が生まれています。

そして、この「動きの偏り」が長く続くことで、身体の一部に負担が集中することがあります。

前回の記事では、身体に「動きのクセ」が生まれる理由についてお話しました。

今回は、そのクセが続いた先で起こる、

「使いすぎ」と「使わなさすぎ」

について考えてみます。


「痛い場所」が悪いとは限らない

身体に痛みや違和感があると、

「ここが悪いんだ」

と思ってしまいます。

腰が痛ければ腰を。

肩が痛ければ肩を。

膝が痛ければ膝を。

それぞれ、その場所を何とかしようとします。

もちろん、痛みがある場所を確認することは大切です。

でも、身体の動きを見ていると、

痛みが出ている場所が、一番の原因とは限りません。

なぜなら身体は、一つの部品だけで動いているわけではないからです。


身体は「チーム」で動いている

例えば、歩くという動作を考えてみましょう。

足だけを動かしているわけではありません。

足首が動き、

膝が動き、

股関節が動き、

骨盤が動き、

背骨が動き、

肩や腕も連動します。

一つひとつの場所が、それぞれ役割を持ちながら動いています。

この中で、

「ここが動きにくい」

という場所があると、

身体はそこで動きを止めるわけではありません。

別の場所が代わりに動こうとします。

これが、

「代償動作」

です。


動かない場所があると、別の場所が頑張る

例えば、

股関節が動きにくい。

すると、本来なら股関節で作りたい動きを、腰や膝などが補うことがあります。

最初は身体がうまく動くための工夫です。

でも、それが毎日のように繰り返されると、

「いつも腰が頑張る」

「いつも膝に負担がかかる」

という状態になっていきます。

つまり、

使いすぎている場所の裏側には、使えていない場所がある。

ということです。


「使いすぎ」だけを減らしても解決しない理由

ここが、身体づくりで非常に大切なポイントです。

腰が頑張りすぎているからといって、

「腰を休ませよう」

だけでは、問題が解決しないことがあります。

なぜなら、

腰が頑張らなければならない理由

が残っているからです。

例えば股関節が動かなければ、

腰はまた動かなければいけません。

つまり、

「使いすぎている場所を休ませる」

だけではなく、

「使えていない場所が動けるようにする」

ことも必要になります。


「使わなさすぎ」も身体を変えてしまう

身体は、使っている機能だけが残っていきます。

逆に、あまり使わない動きは、少しずつ苦手になっていきます。

例えば、

・長時間座っている
・歩く量が少ない
・身体をひねることが少ない
・腕を大きく動かさない
・しゃがむ機会が少ない

こうした生活が続くと、

「その動きをしなくても生活できる身体」

になっていきます。

これは身体が悪くなったというより、

今の生活に合わせて身体が適応している

とも言えます。


「動かしていない場所」は、本当に休んでいるのか?

ここは少し面白いところです。

動かしていないからといって、

その場所が必ずしも「休めている」とは限りません。

例えば、肩が動かしにくい人の場合。

肩そのものをあまり動かさなくても、

首や背中に力が入り続けていることがあります。

股関節が動きにくい人なら、

腰や膝がその分を頑張っているかもしれません。

つまり、

動かしていない場所と、休めている場所は同じではありません。

身体の中では、

「動いていない場所」と

「頑張りすぎている場所」

が同時に存在していることがあります。


不調は「偏り」の結果として現れる

身体の不調を考えるとき、

「どこが痛いのか?」

だけを見るのではなく、

「身体のどこに動きが偏っているのか?」

を見ることが重要です。

例えば、

右ばかり使っている。

前側ばかり使っている。

腰ばかり動いている。

肩ばかり頑張っている。

足首が動かない。

股関節が動かない。

背骨が動かない。

こうした小さな偏りが積み重なっていくことで、

身体全体の動き方が変わっていきます。


Step upでは「痛い場所」だけを見ない

Step upで大切にしているのは、

「どこが痛いのか?」

だけではありません。

「なぜ、そこに負担が集まっているのか?」

を考えます。

そのために、

・どこが動いているのか
・どこが動いていないのか
・どこに力が入りやすいのか
・どこがうまく連動していないのか
・左右で違いがあるのか

などを確認していきます。

そして、

使いすぎている場所を休ませることと、使えていない場所を動かすこと。

この両方から身体を整えていきます。


身体を変えるのは「全部を使う」ことではない

ここで一つ注意したいことがあります。

「全身を使えばいい」

という単純な話でもありません。

スポーツでも日常生活でも、

動作によって使う場所は変わります。

大切なのは、

必要なときに、必要な場所が動けること。

そして、

一つの場所だけに負担が集中しないこと。

これが身体の「バランス」です。


良い動きとは「偏りがない動き」ではない

身体は左右完全に同じではありません。

人それぞれ、

得意な動きも、

苦手な動きも、

利き手・利き足もあります。

だから、

「左右を完全に同じにする」

ことが目的ではありません。

大切なのは、

身体が必要に応じて、いろいろな動きを選択できること。

使える選択肢が多ければ、

一つの場所に負担を集中させずに済みます。


Step upが考える「動きの偏り」

Step upでは、

「使いすぎている場所」と「使えていない場所」はセットで考える

ことを大切にしています。

身体のどこかが頑張りすぎているとき、

「そこを鍛えよう」

ではなく、

「なぜ、そこが頑張らなければいけないのか?」

と考えてみる。

そして、

動いていない場所があれば、

そこが動けるようにしていく。

その結果として、

身体全体の連動が変わり、

一つの場所に集中していた負担が分散されていきます。


身体の偏りは、何歳からでも変えられる

長年の生活習慣やスポーツ経験によって、

身体の使い方にはそれぞれクセがあります。

だからこそ、

「もう何十年もこの身体だから変わらない」

と決める必要はありません。

身体は、

使い方を変えれば、それに合わせて変化していきます。

大切なのは、

無理に正しいフォームを作ることではなく、

今の自分の身体が、

「どこを使いすぎていて、どこを使えていないのか」

を知ることです。


Step upの考え方

Step upでは、

身体を鍛える前に、身体の使い方を見る。

そして、

使える場所を増やし、身体全体で動ける状態をつくる。

これを大切にしています。

身体は一つの筋肉だけで動くものではありません。

神経、

筋肉、

関節、

骨盤、

体幹、

そして全身の連動。

それらが一つのチームとして働くことで、

身体はスムーズに動きます。


「もっと鍛えなければ」と思う前に

もしあなたが、

「いつも同じ場所が痛くなる」

「片側だけ疲れる」

「トレーニングしているのに身体が変わらない」

「ストレッチしているのに、すぐ硬くなる」

そんな状態なら、

単純に「筋力不足」なのではなく、

身体の使い方に偏りがあるのかもしれません。

鍛えることだけではなく、

「どう動いているのか?」

を一度見直してみてください。

身体の中には、

まだ使えていない動きが残っているかもしれません。


まずは、自分の身体を知るところから

Step upでは、

一人ひとりの身体の状態や動き方を確認しながら、

リフレックストレーニングを中心に、

柔軟性・神経反応・連動性に着目したトレーニングを行っています。

「いつも同じ場所がつらい」

「身体の使い方を見直したい」

「もっと楽に動ける身体になりたい」

そんな方は、

まず自分の身体がどう動いているのかを知るところから始めてみませんか?

▼ 2日体験(3,300円)

体験では、現在の身体の状態を確認し、動きの変化を実際に体感していただきます。


次回予告

身体の「使いすぎ」と「使わなさすぎ」。

その背景には、

身体が動きを選ぶための「感覚」があります。

では、

自分の身体を思った通りに動かせる人は、何を感じ取っているのでしょうか?

次回は、

【身体を思い通りに動かせる人は「何」を感じているのか?】

〜動きをコントロールする「身体感覚」の正体〜

について掘り下げます。


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〜同じ練習でも、身体の使い方に違いが出る理由〜

「同じ練習をしているのに、なぜ人によって動き方が違うのか?」

同じフォームを教わり、同じ回数を練習しても、身につく動きは人によって違います。

その理由の一つが、身体にできる**「動きのクセ」**です。


「クセ」は悪いものなのか?

「歩き方にクセがある」

「走り方にクセがある」

「身体の使い方にクセがある」

こう言われると、なんとなく悪いもののように感じます。

でも、クセそのものが悪いわけではありません。

人間は、同じ動作を何度も繰り返すことで、身体を効率よく動かせるようになります。

毎回、

「右足を出して……」

「次に左足を出して……」

と考えなくても歩けるのは、身体が動きを覚えているからです。

つまり、

「クセ=身体が覚えた動き」

とも言えます。

問題になるのは、

そのクセが今の身体にとって本当に必要なものなのか?

ということです。


身体は「その時できる動き」を覚える

例えば、股関節が硬くて動かしにくい人がいるとします。

本来なら股関節を使って動くところを、

腰を多く動かして補う。

膝を余計に曲げて補う。

上半身を傾けて補う。

そんな動きが繰り返されることがあります。

最初は、

「今の身体で何とか動くための工夫」

だったはずです。

ところが、それを何度も繰り返していると、

その動きがだんだん身体にとっての**「いつもの動き」**になっていきます。

これが動きのクセにつながります。


身体は「正しい動き」より「できる動き」を覚える

ここは非常に重要です。

身体は、

「これは正しい動きだから覚えよう」

とは判断していません。

そのときに、

「この動きならできる」

という方法を繰り返していきます。

だから、

身体の硬さがある。

痛みがある。

過去にケガをした。

筋力が足りない。

身体の感覚が分かりにくい。

そんな状態でも、身体はその状態で動こうとします。

そして、それを繰り返すことで、

その動きがどんどん自動化されていきます。


同じ練習でも、結果が違う理由

例えば10人に、

「スクワットを10回してください」

と伝えたとします。

同じ回数を行っても、

全員が同じ動きをするわけではありません。

股関節をしっかり使える人。

膝を中心に動く人。

腰を丸めてしまう人。

身体を左右どちらかに傾ける人。

それぞれ違います。

なぜでしょうか?

それは、

今まで積み重ねてきた身体の経験が違うからです。

筋力も違う。

柔軟性も違う。

関節の動きも違う。

過去のケガも違う。

身体の感覚も違う。

そして、

「どう動けば楽なのか」

という身体の学習結果も違います。

だから、

同じ練習=同じ動きが身につく

とは限りません。


「楽な動き」がクセになることもある

人間の身体は、できるだけ効率よく動こうとします。

例えば、

ある動きをするときに、

Aの動きでは10の力が必要。

Bの動きなら7の力でできる。

身体は自然とBの動きを選びやすくなります。

これは身体にとっては合理的なことです。

ただし、

「楽にできる動き=身体にとって良い動き」

とは限りません。

一部分に負担を集中させることで、

一時的には楽に動けている場合もあります。


痛みがなくなっても「クセ」は残ることがある

例えば、昔足首を捻挫したとします。

痛みがなくなったとしても、

「また捻ったら怖い」

という感覚が残っていると、

無意識に足首をかばうことがあります。

すると、

股関節の動きが変わる。

骨盤の動きが変わる。

身体の重心が変わる。

反対側の脚に負担が増える。

こうして、

痛みがなくなった後も、身体の使い方だけが残っている

ことがあります。

だから、

「痛みがなくなった=完全に元の動きに戻った」

とは限りません。


身体のクセは「脳・神経・筋肉」の共同作業

ここまでの記事でも、

脳。

神経。

感覚。

反射。

筋肉。

連動。

という話をしてきました。

動きのクセも、これらと深く関係しています。

身体から入ってきた情報を脳が受け取り、

↓

神経を通して身体へ指令を出し、

↓

筋肉や関節が動き、

↓

その結果をまた身体が感じ取り、

↓

次の動きを調整する。

この繰り返しによって、

私たちの動きは少しずつ変化していきます。

つまり、

動きのクセは「筋肉のクセ」だけではありません。

身体全体の学習の結果なのです。


だから「クセを直す」だけでは変わらない

「膝が内側に入るから、膝を外に向けましょう。」

「腰が丸まるから、背筋を伸ばしましょう。」

こうした意識だけで動きを変えようとすることがあります。

もちろん、それで改善する場合もあります。

でも、

なぜその動きになっているのか?

を考えなければ、根本的な変化につながらないことがあります。

股関節が動かないのかもしれない。

足首が硬いのかもしれない。

体幹が安定していないのかもしれない。

身体の位置を感じ取れていないのかもしれない。

反射的に身体を守っているのかもしれない。

クセには、そのクセが生まれた理由があります。


Step upでは「クセの原因」を見る

だからStep upでは、

「この人のフォームは悪い」

という見方をできるだけしません。

まず、

「なぜ、この動きになっているのか?」

を考えます。

どこが動いていないのか。

どこが動きすぎているのか。

どこに力が入りすぎているのか。

身体のどの部分がうまく連動していないのか。

そして、

その人にとって必要な動きを少しずつ再学習していきます。


「動きを変える」=「身体に新しい選択肢を作る」

大切なのは、

今までのクセを無理やり消すことではありません。

身体に、

「こんな動き方もできる」

という新しい選択肢を増やしていくことです。

例えば、

今まで股関節が動かなかった人が、

股関節を使って動けるようになる。

身体を固めていた人が、

必要なときだけ身体を安定させられるようになる。

一部分だけで動いていた人が、

全身を連動させて動けるようになる。

そうすると、

今まで使っていた動き方を無理に意識しなくても、

身体が自然に別の動きを選べるようになっていきます。


Step up理論⑦

「動きのクセは、身体が今まで生きてきた結果である。」

クセには、

その人の身体の歴史があります。

過去のケガ。

生活習慣。

仕事。

スポーツ。

身体の硬さ。

筋力。

感覚。

そして、これまで繰り返してきた動作。

それらが積み重なって、

今の「動き方」が作られています。

だから、

クセを責めるのではなく、クセが生まれた理由を見る。

それがStep upの身体の見方です。


身体は何歳からでも学習できる

そして、ここが一番伝えたいところです。

今まで何十年も同じ動きをしてきたからといって、

「もう身体は変わらない」

わけではありません。

身体は、新しい刺激を受ければ、

新しい動き方を学習することができます。

もちろん、

長年続いたクセほど時間がかかることもあります。

でも、

身体は「これまで」だけで決まるものではありません。

これからどんな刺激を入れ、

どんな動きを経験するかによって、

身体の使い方は変わっていきます。

それが、

「動きは再学習できる」

ということです。


体験してみませんか?

「自分では普通に動いているつもりなのに、なぜか同じ場所が痛くなる。」

「フォームを直しているのに、なかなか変わらない。」

「昔のケガから身体の動きが変わった気がする。」

そんな方は、

今の動きだけを見るのではなく、

なぜその動きになっているのか?

を一度確認してみることをおすすめします。

Step upでは、一人ひとりの身体の状態や動き方を確認しながら、無理なく身体の使い方を再学習していきます。

▼ 2日体験(3300円)はこちら

https://scr.buscatch.net/application/user?f=stepup&i=103701

▼ お問い合わせ

住所:高松市通町3-5 中村ビル2階
メール:ikejun14@gmail.com
電話:087-880-6518
ホームページ:https://step-up-traininggym.jimdoweb.com/


次回予告

動きのクセは、

「今までどんな身体の使い方をしてきたのか」

によって作られます。

では、そのクセが長年続くと、

身体には具体的にどんな変化が起こるのでしょうか?

動かしやすい場所ばかり使い続けることで、

動かなくなっていく場所が生まれ、

さらに別の場所が頑張る。

そんな身体の悪循環が生まれることがあります。

次回は、

【身体の「使いすぎ」と「使わなさすぎ」が不調を生む理由】

〜身体の中で起こる「動きの偏り」とは?〜

についてお話しします。


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## 〜経験が身体の使い方を変えていく仕組み〜

「練習すれば、そのうち上手くなる。」多くの人が、そう考えているはずです。

でも、その「上手くなる」の中で、身体は一体何をしているのでしょうか。

**動きが上達するとは、実は身体の中で情報が整理されていくプロセスです。**

自転車に初めて乗ったとき、ぎこちなくフラフラしていたのに、今では何も考えずに乗れる。そんな経験は誰にでもあるはずです。

「練習すれば、そのうち上手くなる。」

当たり前のようですが、この「上手くなる」の中身を、具体的に考えたことはあるでしょうか。

繰り返し練習すれば動きが上達するのは、なぜでしょうか。

筋肉が強くなったから、というだけでは説明がつきません。

最初はぎこちなかった動きが、いつのまにか考えなくてもできるようになる。

そこには、身体の中で起きている「学習」の仕組みがあります。

最初の動きは、なぜぎこちないのか

新しい動きに挑戦するとき、身体は多くの筋肉を余計に働かせています。

バランスを取るための力み、必要以上に力を入れた腕、ぎこちない重心移動。

これは、身体がまだその動きに慣れておらず、どこにどれだけ力を入れればいいか分かっていない状態です。

前回お伝えした「力み」も、まさにこの状態の一つです。

繰り返しの中で、情報が整理されていく

同じ動きを繰り返すうちに、身体は少しずつ変化していきます。

第12回・13回でお伝えした神経の反応が、経験を重ねるたびに磨かれ、本当に必要な筋肉だけが、必要なタイミングで働くようになっていきます。

余計な力みが減り、動きが滑らかになっていくのは、このためです。

考えなくても、できるようになる

最初は「次はこう動かそう」と一つひとつ考えながら行っていた動きも、繰り返すうちに、考えなくても身体が勝手に動くようになります。

歩く。階段を上る。箸を使う。

これらを今、いちいち意識して行っている人はいないはずです。

かつては学習が必要だった動きが、今では無意識でできる動きに変わっています。

Step upでは、身体が動きを覚えるとは、

「繰り返す経験を通じて、動きが少しずつ整理され、洗練されていくこと」

と考えています。

一度で完璧に覚えるものではなく、少しずつ磨かれていくプロセスです。

Step up理論⑧
「上達とは、覚えることではなく、身体の中の情報が磨かれていくことである。」

日常生活でも同じ

これはスポーツだけの話ではありません。

仕事での作業効率が上がっていくのも、家事の手際が良くなっていくのも、同じ仕組みです。

逆に言えば、久しぶりに行う動きがぎこちなく感じるのは、その磨かれた感覚が一時的に鈍っているだけで、身体の学習能力そのものが失われたわけではありません。

だからStep upでは

Step upでは、ただ回数をこなすだけのトレーニングではなく、身体がその動きを正しく学習できているかを重視しています。

間違った動きのまま繰り返しても、間違った動きが磨かれてしまうだけです。

だからこそ、動きの質を確認しながら、必要な経験を積み重ねていくことを大切にしています。

体験してみませんか?

「同じ練習をしているのに、なかなか上達しない。」
「昔できていた動きが、今はぎこちない。」
「新しい動きに、なかなか慣れない。」

そんな方は、回数や頑張りではなく、身体がその動きをどう学習しているかを一度見直してみませんか。

▼ 2日体験(3300円)はこちら
https://scr.buscatch.net/application/user?f=stepup&i=103701

▼ お問い合わせ
住所:高松市通町3-5 中村ビル2階
メール:ikejun14@gmail.com
電話:087-880-6518
ホームページ:https://step-up-traininggym.jimdoweb.com/

次回予告

ここまで、動きが覚えられていく仕組みを見てきました。

でも、同じように練習しているはずなのに、人によって動きの「クセ」は違います。

なぜ、覚えた動きに、その人らしい特徴やクセが出るのでしょうか。

次回は、

【動きの"クセ"はなぜ生まれるのか?】
〜同じ練習でも、身体の使い方に違いが出る理由〜

について掘り下げます。

#Stepup #高松市ジム #身体の使い方 #運動学習 #神経トレーニング #リフレックストレーニング #コンディショニング #動き改善 #スポーツパフォーマンス #健康寿命 #運動神経


## 〜力みが動きを邪魔する理由〜

「力を抜いてください」と言われて、うまくできたことはありますか?

実は、力を抜くことは、力を入れることよりもずっと難しいスキルです。

**力を抜く感覚を掴めると、身体の使い方が大きく変わります。**

「力を抜く」と聞くと、多くの人は「頑張らないこと」「サボること」のようなイメージを持つかもしれません。

でも、本当にそうでしょうか?

「力を入れる」ことは得意でも、「抜く」ことは苦手

多くの人は、力を入れることには慣れています。

歯を食いしばる。
肩に力を入れる。
お腹に力を入れる。

でも、必要のない力を抜くことには、実はあまり慣れていません。

力みは、動きにブレーキをかける

例えば、重い荷物を持つとき。

腕や背中に力を入れるのは必要な力です。

でも、そのとき、

歯を食いしばっていませんか?
肩が耳に近づいていませんか?
呼吸を止めていませんか?

これらは、動きに直接関係のない「余計な力み」です。

この余計な力みが、本来の動きの効率を落としてしまいます。

なぜ力みが起きるのか

前回、体幹の話でお伝えした通り、「固めること」と「安定すること」は同じではありません。

力を抜けない状態は、まさに「固める」状態です。

緊張、不安、慣れた動きのクセ、身体を守ろうとする反応。

さまざまな理由で、神経が必要以上に筋肉を働かせてしまうことがあります。

スポーツでの例

例えばシュートを打つとき、腕に力を入れすぎると、逆にスピードが出ません。

地面を踏む力、脚から伝わる力、体幹の回旋。

その流れの中で、腕は最後にしなるように使われます。

腕に余計な力が入っていると、この流れが止まってしまいます。

効率的な動きは、脱力があってこそ生まれます。

力を抜くとは、力をなくすことではない

Step upでは、力を抜くとは、

「必要のない力を抜き、必要な力を使える状態。」

と考えています。

だらんと脱力することではなく、必要なところには力を使い、必要のないところは力を抜く。そのバランスです。

Step up理論⑦
「本当の力とは、入れる力ではなく、抜ける力によって生まれる。」


日常生活でも同じ

これはスポーツだけの話ではありません。

歩くとき。
階段を降りるとき。
文字を書くとき。

余計な力みがあると、疲れやすくなり、動きがぎこちなくなります。

長時間のデスクワークで肩や首が凝るのも、必要のない力が入り続けているからかもしれません。

だからStep upでは

Step upでは、筋力トレーニングと同じくらい、「力を抜く感覚」を大切にしています。

力を入れる練習は、多くの場所でできます。

でも、力を抜く練習は、意識しないとなかなかできません。

必要な力と、必要のない力を見分ける。

そして、必要のない力だけを手放す。

これができると、身体は本来の力を発揮しやすくなります。

体験してみませんか?

「力を入れているのに、思うように動けない。」
「肩や首がいつも凝っている。」
「頑張っているのに、疲れやすい。」

そんな方は、力の「量」ではなく、力の「使い分け」を見直してみてください。

▼ 2日体験(3300円)はこちら
https://scr.buscatch.net/application/user?f=stepup&i=103701

▼ お問い合わせ
住所:高松市通町3-5 中村ビル2階
メール:ikejun14@gmail.com
電話:087-880-6518
ホームページ:https://step-up-traininggym.jimdoweb.com/

【次回予告】

ここまで、神経・反射・連動・骨盤・螺旋・体幹・力を抜くこと、と身体が動く仕組みを見てきました。

これらはすべて、経験を重ねることで磨かれていきます。

では、身体はどうやって「動き」を覚えているのでしょうか?

次回は、

【身体はどうやって"動き"を覚えているのか?】
〜経験が身体の使い方を変えていく仕組み〜

について掘り下げます。


#Stepup #高松市ジム #力を抜く #脱力 #身体の使い方 #神経トレーニング #リフレックストレーニング #コンディショニング #動き改善 #姿勢改善 #腰痛改善 #スポーツパフォーマンス #運動神経 #健康寿命 #体幹