粉河寺②、粉河産土神社 | 池爺のブログ

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最近始めた御朱印集めをメインとした記録です。

粉河寺では、9年振り御開帳です。

【粉河寺】(こかわでら)
和歌山県紀の川市にあります。天台宗の系粉河観音宗という独立した宗派のお寺。西国三十三観音第3番札所。2回目の参拝となります。


・本尊:千手千眼観音菩薩
本堂にあるとされていますが、絶対秘仏で公開された記録はないそうです。お前立も秘仏。


・千手堂(重文)
今回御開帳となったのは、こちらの千手堂にある千手観音立像。2008年から2010年にかけて、217年振りに御開帳され、今回、「西国三十三所草創1300年」というイベントの一環で、2017年3月25日~5月7日まで御開帳されています。このイベントは、2016年から2020年までの5年間にわたり開催されるそうで、この間に西国三十三所の各お寺で、いろいろな御開帳が企画されています。


・童男大士
国宝となっている「粉河寺縁起絵巻」に描かれており、千手観音の化身とされています。こちらも秘仏ですが、毎年12月18日に御開帳されます。



【粉河産土神社】(こかわうぶすなじんじゃ)
粉河寺の本堂の上のほうにあります。粉河寺の鎮守。「たのもしの宮」と呼ばれています。


・主祭神:天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)、丹生津比賣命(にうつひめのみこと)
天忍穂耳命は、天照大神の子で、稲穂の神、農業神として信仰されています。丹生津比賣命は、大国主命の子、または、天照大神の妹神という説もあるようです。「丹」は水銀の事で、これを扱う人々が信仰しています。


・孔雀
本殿の左側、なぜか孔雀が飼われています。社務所にいた巫女さんに伺いましたが、謂れはわからないが、知り合いからもらい受けたとの事です。しばらく見てましたが、羽を開くことはありませんでした。


・にゃんこ
休憩所に紐で繋がれた黒猫が。神社で飼われている黒猫で、名前も「タンゴ」だそうです。「黒猫のタンゴ」なんて、今の若い世代は知らないでしょうね。



今回、ゴールデンウイーク中で渋滞確実だったので、朝5時起きで出発。無事、9時前に到着してゆっくり参拝することができましたが、帰りの事考えておらず、奈良の興福寺に寄ろうとしましたが、市内も渋滞、おまけに駐車場もどこも満車で、断念。そのまま帰路に向かいましたが、これまたどこも渋滞で、家に着いたのが17時過ぎ。行きの倍以上かかりました。