【慈弘院】(じこういん)
福王神社へは、国道306号線から市道に入ります。曲がるとすぐに鳥居をくぐります。ちょっと大きな池のような福王湖を過ぎると、広い駐車場があります。ここから三の鳥居をくぐり、さらに登ります。四の鳥居が見えてきた手前にあった駐車場へ。もちろん福王神社の駐車場と思ったわけですが、慈弘院という真言宗のお寺でした。
・本尊:南無大師遍照金剛
本堂の正面奥に祀られていました。暗くてよくわかりませんでしたが、手前に「南無大師遍照金剛」の文字が書かれていましたので、おそらくご本尊のことでしょう。真言宗で中心的な仏様の大日如来の別名です。
本堂の裏がそのまま住居になっており、「御用の方は」とベルがあったのですが、人が居る雰囲気がなく、ベルも押さずに移動。今日は、福王神社の縁日で、お手伝いで出払っていたのかもしれませんね。
本堂の裏がそのまま住居になっており、「御用の方は」とベルがあったのですが、人が居る雰囲気がなく、ベルも押さずに移動。今日は、福王神社の縁日で、お手伝いで出払っていたのかもしれませんね。
【福王神社】(ふくおうじんじゃ)
毎月3日、13日、23日と3のつく日が縁日です。ちょっと前から福王神社の事を知り、ネットで調べていたのですが、普段の社務所には人がいないような雰囲気でした。やっぱりご朱印も頂きたいので、縁日なら人がいるだろうと、3の付く日で土日を狙っていました。
・主祭神:毘沙門天
敏達天皇5年(576)、百済国の仏師が刻んだ毘沙門天像を、聖徳太子の命によりこの地に安置し、国の鎮護と伊勢神宮の守りとしたとの事。毘沙門天は、四天王の一尊の武神で、多聞天と呼ばれています。また、七福神の一尊としての福の神でもあります。福王山は、福の神のおられる山、七福神の王の山という意味があるそうです。本堂では神主さんが参拝者へのお払いをしておりました。縁日にはそこそこ人がいるようです。
・天狗
福王神社を含む福王山には、大きな杉の古木がうっそうと茂っており、毘沙門天のお使いである天狗の伝説があるそうです。天狗と言えば、京都の鞍馬山の天狗が有名ですが、ここにある鞍馬寺の本尊の一人も毘沙門天です。何か関係があるかもしれませんね。今日は雨で霧も出ていて、雰囲気ばっちりです。一人でいたらちょっと怖いかも。
・奥の院