こんにちは~。

もう春、なんですね。皆様いかがお過ごしですか?。

ブログ更新が遅れて申し訳ありません。手術からもう1か過ぎるのに

こんな事を書いている自分が情けなくなります。

私はメンタルのほうの回復がいま一つでようやく心が晴れてきました。

 

きっかけは私や姉妹ちゃん達の大好きなアニメである

「鬼滅の刃・絆の奇跡・そして柱稽古へ」の映画を鑑賞しに行った事です。

ポップコーンは3種類。美味しかった。

 

いざ出陣!

 

 

映画では大好きなキャラクターはすでに私の心の中で生きていて

苦戦を強いられながらも上弦の鬼を倒して行く。スカッとしました。

そして鬼殺隊の上で最も位が高く強い「柱」が行う厳しい柱稽古へと進む。

 

鬼を瀕死の状態で倒したあとの主人公・竈門炭治郎と、太陽の中に

さらされた、妹である鬼の禰豆子が焼けるシーンと、みんなで「大丈夫」

「勝ったよ!みんなでやったよ」等と肩を組みあうシーンなどは、涙なく

しては見られませんでした。会場内でもすすり泣きなどの声が・・。

 

あまり書くとネタバレになりますが既にTV放送があったので思い出して下さいね!

さらに今回はアニメオリジナル、映画オリジナルというべきか、なんと!

 

柱の「不死川実弥」「伊黒小芭内」2人による鬼討伐のシーンがあるのです。

この2人、強くて性格にクセがあるといった印象ですが、映画のシーンを観て

決して強いだけでなく、個性豊かな人たちという印象がしました。

 

不死川さんは口は悪いけど心は優しく、柱合会議でもまわりを気遣う人でした。

伊黒さんはネチネチしてそうだけど実はかなり冷静で相手思いで強さ半端ない!

そういった柱達がものすごいバトルシーンを魅せてくれました。

これは関心のある方は必見です。今すぐ、遠からず劇場に行きましょう。

レア映像だったので、ほんと満足感がすごかっです。

 

 

 

 

鑑賞後は気分よく三人の女子でチャーリーズエンジェル風ショット。

 

男子組。二人仲良く・・。

 

映画鑑賞中は涙もろい私は泣くのをこらえていましたが姉妹達も目がうるうる。

ああ、この子達も喜怒哀楽の気持ち、厳しさと優しさ、達成感、そして

仲間同士の絆に心が動く年齢になったのかと思うと、日本の母として

成長を見守ってきた私も感慨深く、そして嬉しかったです。

 

そして私の心の闇・・・

身内とのイザコザで傷ついた事、大変だった事などで我慢してついに

言えなかったこと、心の奥で秘匿している事。たくさんあります。

 

さらに主人の母は良い人ですが実は巧妙な嫁いびりの罠を仕掛けていて

それに何度もはまり、縁を切りたいくらいだけど主人の手前我慢する。

その鬱積した思いもまた、心に闇を作っていました。

 

また、文章を書いていきたい。という思いはかつて国語教師でもあった

私の希望であり、夢でした。今も。

 

書いたまま何もしていない闘病文や詩もいくつかあります。

お金がないから紙の媒体で出版できず、電子書籍止まりの私の著作。

陽の目を見ないまま、終わるのかな。私と父をつないだ悪性リンパ腫。

など、現実的な「負け」にとらわれてしまう心までもが闇になってしまう。

 

 

病気でもそうです。治らない病気やがんをお持ちの方にはご経験あると

思いますが、死んだほうがマシ、好きで病気になったわけじゃないのに!

など思いながらまわりの人たち、医療関係者と接して生きています。

 

そこで生じる沢山の言えない言葉、言っても無駄な言葉たち。

割り切れない思い。みんなが見ている以上に苦しい身体・・・。

行動したくてもできない。これも心の病み、闇というべきでしょう。

 

突然死や自死してしまった友人達にかけたい言葉があったのに、かけられなかった

何もできなかった、長い親友だったのに自死を止められなかった、

力のない私・・。色々尽きぬ暗い思いもありました。

 

映画では「家庭環境が複雑だったり、身内を鬼に殺されたりした」鬼殺隊の

メンバーの活躍に「心の傷が、例え癒えなくても頑張れ!」

と声援を送っている自分がいました。

あの戦っているメンバーも何らかの心の闇は抱えていることでしょう。

 

主人公である竈門炭治郎も家族惨殺、妹は鬼といった状況で心に闇ができ

彼の回想シーンや考えているシーンでも、自分の力のなさ、不甲斐なさ

を責めたりしていることも多く出てきます。

 

誰もが悩んでいる!自分の存在を否定したくなっても生きていくしかない。

心の闇の深さにも違いがあったとしても、苦しみ抜いても、生きていく。

前を向くしかない、死にたくなければ生きていくしかない!

 

そう強く感じました。

私の心の闇は完全に晴れることはないでしょう。でも気分をUPさせ、

笑顔で行動することはできるのです。

トシはとっているけど老いたつもりはない。まだ希望をもっている。

 

もしかしたら叶う目標もあるかもしれない。

姉妹&弟達が成長して、いつか私の病院の付き添いをやってくれたらいいな!

など、夢もたくさんあります。

 

私が自分で死んでしまったら、あの子達の心の傷は癒える事がないでしょう。

私が何で死んでしまったのか理解できず一生悩み苦しむ事でしょう。

そんな事をさせたくない。どんなに辛くても、あの子達には幸せでいて欲しい。

愛する者を背負っているならば、生きていくのは義務であり責務なのです。

 

誰だって、死にたいわけじゃないから前を向いて生きていくしかない。

そのうち楽しいことだってあるさ!

 

 

映画鑑賞後は和食屋さんで夕食でした。そのショットをいくつか。

 

 

 

 

 

 

映画を観てきたあとの思いがまだ心の中で交錯しているのかみんな静か。

でも満足感はあったので、お料理は残さず美味しく頂く事ができました。

 

 

帰路での買い物は成城石井。遅い時間で割引があったのでラッキー。

 

 

前のブログから今回に至るまでも通院はいくつもありました。

寒い中クリニックを出る私。

 

各クリニックの先生方はいつもの笑顔で迎えてくれました。

ああ、ずっとこの連続だけど、それがあるから生きていける。

 

心の闇はあれど、今回の映画で少し癒されてきました。

柱稽古編では、私の大好きな「冨岡義勇」様が色々と登場します。

それを思うと、ワクワクドキドキで、これで闇もさらに晴れてきそうです。

 

みんなや、鬼滅の刃と歩む私。頑張るぞ!←甘露寺蜜璃ちゃん風に。

 

いつも拙いブログをご覧くださり誠にありがとうございます~^^~。

みなさまも時節柄、お体、本当にご自愛下さいませ☆彡

 

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*世界的アニメ「鬼滅の刃」関連。