こんにちは~。
少し春めいてきた今日この頃ですが皆様いかがお過ごしですか。
いつもブログをご覧くださり、誠にありがとうございます☆彡
先日、点滴や抗がん剤投与のために6年くらい前に入れたCVポートが
去年の秋ごろ不具合となり、抜き去るためにこの度手術&入院しました。
去年の画像の段階ではポートは破損の形跡はなく、詰まりだろうという
事だったのですが・・・。↓CVポート基本形。数種あり。
CVポートを入れたいきさつとその内容は以下のブログに書かれています。↓
入院準備は手慣れたもので着々と進めました。
細かい薬はファイルバッグに小分けして名前をきちんと書いて。
その他外用薬、着替え、衛生用品、バジャマ、ヘアケア用品、入院グッズなど
衣類袋やポーチ、巾着などに分けてささっとスーツケースにもぐらせます。
スーツケース内のネットなどを閉めてOK。あとはスーツケースをロックするだけ。
これと貴重品入りのいつものバッグで病院へと。
ひゃーー。病院は混雑していました。入院予約&事前手続きを前回の
通院時に済ませておいたので大幅に待つことはなかったけど、それでも
ちょっと疲れるくらいの待ち&当日手続きでした。
この日の服は昔のスーツジャケットの襟と袖を取ってプチリフォーム。
それに黒のワンピースを合わせた着回しスタイル(お金節約です)
ちなみに元のジャケットはコレ↓です。
手続きが全ておわり、持参薬の確認もお願いそい、病室へ。
今回は個室を希望していたのですが<入院が長引く患者さん>が多く
結局個室は空かないまま4人部屋へ。
まあ、こんな感じです。
身の回りのベットテーブルや棚などには小分けした用品を設置。
抱き枕は鬼滅の刃の冨岡義勇様。ああ^^~~~~。
そして当日、朝9時の手術となり手術室へ!
しかし、直前確認のX線をとって医師たちが「えっ」という顔をしました。
何?何か見つかった?
何と、執刀医が言うには去年までは破損のないはずだったCVポートの管、
カテーテルが、静脈内でポッキリ折れて・・・
心臓内(右心室)に 迷入 していました!
えーーーっ!!心臓の中にカテーテルが潜っちゃったの??
こういうの、すごい珍しいケースですし、手術は一歩間違えたらヤバイ!
手術室では冷静に素早く医師増員&手術態勢を強化し始めました。
あー、大学病院の心臓血管外科もあるところでよかったよぉ~~~。
そして麻酔をいくつも打って手術開始。
除去においてはX線をとって主にポートのカテーテルをさしてある静脈を確認
しながら行います。
先に折れて心臓に迷入した部分を鼠径部の静脈に穴を開け、そこから
専用器具でとることになりました。
これは麻酔は効いていたけど、時間がかかった。
血管を破らないようゆっくり正確に除去器具を進めていく医師たち。
何十分たったかな。「カテーテルとれました!」の声。
鼠径部部分は止血してテープをしっかり止めたあたりで麻酔切れ。
すごい痛いよう~~~。
しかし次が待っていた。今度はポート本体を右肩の設置場所から取るのです。
ポートを取り囲むように麻酔を打って、設置個所にメスを入れぐいぐいいきます。
しかし長年入れておいたのでポートと皮膚が「癒着」してしまって
それを<メスで切り、はがしながら>行いました。
何というグロい手術。途中麻酔が切れかかり、追加で何回も打ちました。
麻酔が切れかかった時の痛みと言ったら・・・のけぞるほどでした。
私、麻酔に強いんですよ。だからいつも追加麻酔は当たり前。でも痛い。
手術台の上方にはモニターがいくつもありX線で血管を追っていく画像配信。
なんか、映画やTVのシーンのようです。今の医療って進捗しているんだなあ。
という感じで、一時間少し過ぎ、ポートのほうもようやく取れました。
私の「肉片」がちょっとついたままのポートやカテーテルを見せてもらい
改めて今回の手術の大変さを痛感。
カテーテルは綺麗だったのに、なんで手術近くになってポッキリいっちゃった
のかは原因不明です。こういうイレギュラーなケースを
「ピンチオフ」と呼ぶそうです。
ピンチオフ手術自体、毎年全国で10人前後の発症例らしいので、いやあ・・・
成功してよかった。
ちなみに帰宅して調べると、過去のデータでピンチオフ手術の死亡率は
38% という論文もあった。
あとからゾゾっとしました。
医師たちは努めて冷静でなるべく体に負担がかからないようやってくれた。
改めて医師団と病院側に感謝します。
そしてその2日くらいあとに手術痕も落ち着いたので退院の運びへ。
横浜は晴れて、すがすがしい天気でした。
入院食は私の場合、カロリーコントロール食で、あっさり系でしたが。
今後、ピンチオフ発生が一つでもなくなるよう祈ります。だって
以下は閲覧注意画像ですが、注射、点滴、ポートをとって数日後の画像
どれをとってもグロい!!(鼠径部だけは写真を撮りませんでした)
どんだけ出血したんだよ、どんだけ内出血したんだよ!って感じ。
現在ポートをつけておられる方、関心のある方は自己責任で画像を
見て下さいね。ちょっと行間開けますよ。
点滴のあと。お肌もガサガサに。抗生物質点滴も長かったから。
注射のあと。実際はもっと赤紫でした。
退院時にみた、手術あとに貼られたテープ(手術後も出血していたのね)
そして退院の翌日テープをはがして外用薬ゲンタマイシンなど塗って
ケアしている時の画像。右肩の下ですよ。まだ内出血している。
以上です。
丁寧に縫合していて感染症対策もしっかりしてくれたので、帰宅後は
シャワーで綺麗に患部を流したり、外用薬などでケアすれば良いとの事。
1週間~10日で内出血が引くらしい。
引かない場合や発熱した場合は病院に連絡してと言われました(当然だ)
今のところ、おかげさまで内出血も引いてきて経過は順調です。
はあ、今年の大きな目標をすでに達成した気分。
これからも、闘病&療養、頑張りますよ。
去年の4回目の再発悪性リンパ腫の自然消滅に続き、今回もレアケース。
過去を辿れば悪性リンパ腫が発覚してリンパ腫を手術でとり生検する際
取ったあとが、何故か重い「リンパ漏」になり、2か月くらい入院した。
あの時も4回くらいリンパ漏を治すための手術をやったっけ?
それも、かなり珍しいケースだったらしい。
そういう星の下に生まれてしまったのか。なら覚悟していくしかない!
帰宅したら、何かの抽選(忘れた)で当選したお米が届いていた。
つや姫!!いいお米じゃん~^^~!!
今回のごほうびですかね!?。
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私の著書です
と、↓こちらの本は悪性リンパ腫になってから長期生存を果たした故・与謝野馨
さんの書物。初回治療から39年生存なさっていて、おそらく私が知る限り
生存記録の長さでは一番ではないでしょうか。すごい参考になります。↓
*この時期にいいもの。特に喉の薬が品薄な今・・。
*栄養不良時、喉をスッキリさせたい時。私も飲んだことのある飲料。