こんにちは~。

猛暑日が続く中、皆様、お体のほうは大丈夫でしょうか。

体調が悪い場合は一日も早い回復を願います。私も少し夏バテ気味です。

暮らしに「涼」と「適度な休養」を入れながら乗り切っていきたいですね。

 

先日はかかりつけ大学病院の定期通院日でした。

今回の採血は腕からで、なかなか採れず、痛かったです。

 

 

先月、「再再再発の悪性リンパ腫が無治療で自然退縮した」というかなり稀な

ことが私の体内で起こり、それ以降、悪性リンパ腫治療の痕跡を辿ってみたり

食生活やライフスタイルそのもので何か良かったのかと考えてみたり

主治医や地元クリニックの担当医、知人、友人の医師などからコメントを

頂いたりしていました。主なものを以下に列挙していきます。

 

*かなり珍しいケースであることには違いない。

 

*がん腫瘍の中にも免疫細胞があって、それが今回は頑張ったのかな。

 

*悪性リンパ腫においては抗がん剤「リツキサン」が登場してから自然退縮の

患者さんが見られるようになった気がする。

 

*抗がん剤開始までの経過観察中、大きく体調を崩したことがなかったため

がん細胞が増殖するきっかけを与えなかったかもしれない。

 

*経過観察中の体調管理も良かったかもしれない。あとはまさかだと思うけど

新型コロナワクチンに未知の効用でもあった??(友人医師談なので少しくだけた)

 

*悪性リンパ腫の増殖スピードが今回はいつになく遅かったので、免疫細胞に

押されるような形で勢いを失い、自然退縮していったのか?

 

主なコメントは以上です。さすが医師、専門的な視点です。

全て現役医師のコメントの為、食事療法や民間療法のコメントは出てきませんでした。

あくまで現代医学の観点です。

 

 

私として導き出した見解は「がん腫瘍の中の免疫細胞が何かのトリガーによって活性化し」

リンパ腫を退縮させた。というもので、そのトリガーは経過観察中の医療行為やライフ

スタイルの中にも何かあったのではないか。また、リツキサンは投与が終わっても効能が

しばらく残っている抗がん剤のため、リツキサンを長期投与した私にはそれが幸いした

のではないか。再再再発したリンパ腫とはいえ、今回はいつもより勢いに欠けたのではないか」

という事でした。

 

各医師たちの見解と少し一致している部分もありますが、今回の主治医との対話で

関係ない部分もあることがわかりました。

 

まず「リツキサンは効能がしばらく残っているが私の場合はもう消えているのではないか」

ということと「ライフスタイルはあまり関係ないように思う」「経過観察中の医療行為に

おいてのトリガー的なものは今のところ考えられない。」

「今回再再再発したリンパ腫が増殖の勢いがなかったことが考えられる」

という返答でした。

 

そしてここからがさらに重要で

「過去の自然退縮した患者さんはほとんどがん増殖のスピードが遅くなっていたケース

だと考えられます。また濾胞性リンパ腫は低悪性度で急激に増殖しないタイプに加えて

今回はもっと遅かったから免疫細胞が働けたのでしょう」

というのが結論に近い見解でした。

 

主治医は「悪性リンパ腫だけでなく、他のガンでも増殖の勢いが無くなった時に自然退縮

することがあります。」とのこと。これ、すごい大事!ブログ友達の皆様、ガンに悩む皆様

希望はあるんです!!

 

地元クリニックの先生の「ガンが増殖するきっかけがなかった。経過観察中に

体調が大崩れすることもなかった」というコメントも的をついていました。

さすが地元で全幅の信頼を置いている先生です。(先生自体血液ガンに詳しい)

 

☆抗がん剤は確実にがん細胞を殺す。しかし体も疲弊するので予後も大事。

 

がん細胞が勢いを無くした、あるいはがん腫瘍の残りがあったとしてもフリーズした状態

まで持っていけば患者側の優勢になる。うまくいけばがん退縮、消滅!です。

私の悪性リンパ腫は末期からのスタートでしたが、なんやかんや粘ってきたうちに

がん細胞そのものが「疲れてしまった」のかもしれません。イエーイ!!

 

他に見解(推測中)にあった食事やライフスタイル、他の医療行為については個人差も

かなりあるだろうし、今回はそちらはあまり考えずに、しかし、いつも同様、食事に

気をつけ、体調のいい時は軽い運動などをしたり、猫との癒しタイムを作って、脳内快楽

物質も出して行こうと思いました。

 

可愛らしいうちの猫ちゃんたち。

 

 

 

この日は精神医療センターでの診察もあり、そちらの待ち時間が長かったので

院内のコーヒーショップで時間もつぶしました。

 

さすが院内で人気のお店だけあって、コーヒーが確実に美味しい。

 

 

悪性リンパ腫自然退縮については、今後もあらたな情報が出てくるかもしれません。

私は悪性リンパ腫だけでなく、他のがんについてもアンテナを張り巡らしていきたいと

新たに決意しました。

院内15階の展望フロアー。この日は混んでいましたから隅っこで撮影。

 

通院が済んだあとはいつものカフェドラペで野菜やタンパク質などを充足!

 

 

 

 

窓からは横浜港に沿った山下公園エリア。

 

カフェドラペと同じビル内にパスポートセンターもあったのですが

今年の夏は海外に出る人が復活したのですね。混んでいました!

 

 

私も大好きな海外旅行、遠からず行きたいです!どこにしようかなあ~。

 

末期濾胞性悪性リンパ腫の治療を始めた11年前にはそんな気持ちではなかったな。

時と共にいいこともあるものです。たとえ末期であったとしても

「気持ちの上では負けずに来ていた」「辛い治療の時も平常心を忘れまいとした」

そんなしぶとい自分を、今回ばかりはほめてあげたいです。

 

そしていつもブログを見て下さり、コメントやいいね!を下さるブログ友達の皆様の

存在は欠かせないものです。ブログを書いていたからやってこれた!

本当にありがとうございます☆彡☆彡

 

 

それでは天候が心配です。皆様お体、身の回りくれぐれもご注意下さい。

いつもブログをご覧下さり誠にありがとうございます☆彡

 

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悪性リンパ腫ランキング

 

 

私の悪性リンパ腫の「再再発」までの治療と亡き実父や友人の悪性リンパ腫、

また抗がん剤治療共通の副作用。がん病棟の様子など、全編書き下ろしです。

数十年ぶりに会った生き別れの実父との楽しかった交流も数年で悪夢へ。

実父は私と同じ型の悪性リンパ腫に侵され、治療はうまくいっていたものの

感染症がきっかけで亡き人に。悪性リンパ腫は実父と私の真実の親子関係を

証明し、一時は同じ病棟で入院もして、親子の絆を取り戻してくれた。

悲しいけど、幼き頃も思い出し、実父の看病は嬉しくもあったあの日々。

親子関係が不安な方にも、ぜひ、読んで頂きたいです。

 

 

あと、↓こちらの本は悪性リンパ腫になってから長期生存を果たした故・与謝野馨

さんの書物。初回治療から39年生存なさっていて、おそらく私が知る限り

生存記録の長さでは一番ではないでしょうか。すごい参考になります。↓

 

 

*シェーグレン症候群の5%に悪性リンパ腫が併発しているデータがあります。

私もそのタイプで日々苦しんでいます。この2冊注文して、現在熟読しています。

 

 

 

 

*防暑、癒しなど