国内に強く疑われる患者が1000万人いるとされる糖尿病を抑えるのに、有機化合物のクレゾールが有効であることが動物実験で分かったと、京都大やパリ大の共同研究チームが発表した。ヒトについても糖尿病を予防し治療できる可能性があるという。論文は米科学誌セル・リポーツの電子版に掲載された。
研究チームはレバノン人137人から提供された血液に含まれる代謝物を網羅的に解析。糖尿病患者はそうではない人と比べ、クレゾールの血中濃度が低かった。
そこで、高脂肪の餌を食べさせたマウスに、微量のクレゾールを継続的に皮下投与する実験をした。その結果、クレゾールを与えたマウスは血糖値が低く、血糖値を下げるインスリンの分泌量が増えていた。
糖尿病になっているラットを使った実験でも、クレゾールを投与したラットがインスリンの分泌量は多かった。
ヒトはクレゾールを自身で作ることができず、食べ物に含まれるか腸内細菌が生成するかして得ている。
研究チームの松田文彦京大教授は「どの腸内細菌がクレゾールを作っているか分かれば、サプリメントによって血糖値を抑えられる可能性がある」と話した。
------------------------------------------------------------転載は以上です。
ここであらためて洗浄などに使われる薬品、クレゾールの説明を
wikipedhiaから引用します。以下↓。
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クレゾール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() o-クレゾール ![]() m-クレゾール ![]() p-クレゾール |
クレゾール (cresol) とは、フェノール類に分類される有機化合物で、トルエンの環上の水素のいずれかがヒドロキシ基に置換されたものを指す。メチルフェノールのこと。分子式 C7H8O、示性式 C6H4(OH)CH3、分子量 108.14、総称としてのクレゾールのCAS登録番号は [1319-77-3]。特徴的な薬品臭を持つ。
メチル基とヒドロキシ基との位置関係の違いにより、以下の 3種類の構造異性体が存在する。
- o-クレゾール(オルトクレゾール、2-メチルフェノール)
- 融点 30 ℃、沸点 191–192 ℃、CAS登録番号 [95-48-7]。
- m-クレゾール(メタクレゾール、3-メチルフェノール)
- 融点 11–12 ℃、沸点 202 ℃、CAS登録番号 [108-39-4]。
- p-クレゾール(パラクレゾール、4-メチルフェノール)
- 融点 35.5 ℃、沸点 201.8 ℃、CAS登録番号 [106-44-5]。
いずれも腐食性があり、皮膚に触れた場合は、ただちに水で洗い流さなければならない。また、いずれも純粋なものは無色だが、空気中に放置すると酸化を受け、淡黄色やピンク色を帯びる。フェノール類のため、塩化鉄(Ⅲ)水溶液に呈色する。
生産
コールタールを蒸留・精製することで得られる。化学合成で生産する場合はベンゼンからフェノールを合成する方法であるクメン法と類似した経路をとる。トルエンとプロピレンを原料として、触媒存在下フリーデル・クラフツアルキル化によってイソプロピルトルエンとし、これを酸化することでクレゾールとアセトンを得る。
生成物はオルト・メタ・パラの3種の異性体の混合物であるため、必要に応じて分留などによってさらに分離精製する。消毒用など、純度がそれほど問われない場合は混合物のまま使用される。
用途
3パーセントの濃度に薄めた水溶液であるリゾール(クレゾール石鹸液)が、病院や診療所で消毒薬として用いられたが、特有の強い臭いと取り扱いの困難さから、医療機関での使用は減少している。オルトジクロロベンゼンとクレゾールを配合した薬品は、汲み取り式便所用うじ殺しとして用いられる。
かつては、無らい県運動で国立ハンセン病療養所に収容されたハンセン病入所者に対して、消毒風呂の中に高濃度のクレゾールに浸すことが行われていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー転載は以上です。
私としては独特の薬品臭があるというイメージなのですが
もし糖尿病治療薬や有効サプリになれば、ほんと、嬉しいです。
免疫低下の時は、特に血糖値が改善しないことが多く
今も高血糖のまま。
近い将来に期待したいと思います。
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