こんばんは。
みなさまいかがお過ごしですか。
いつもブログをご覧下さり、誠にありがとうございます☆彡
さきほど主人が帰宅し、来週の義父（主人に実父）のお通夜や告別式の
打ち合わせも無事に終了したことなど聞きました。
また、義父が亡くなる前の様子も・・。
亡くなった日の午前中、訪問介護で看護師さんたちに体の清拭や着替え
シーツ交換などしてもらい、とてもすっきりした状態だったそうです。
食は細かったけど、この日はケーキをペロリと食べて機嫌も良かった様子。
様子が変わってきたのが午後一時くらいから。
「なんだか心臓がドキドキする」
と言い始めたのです。
家族はすぐに契約している在宅クリニックに電話したら医師が来るとの事。
それで医師を待つ事にしたのですが結局来ませんでした。
（この在宅クリニックがちょっと・・・ですが、今となっては仕方ないです）
お昼時間も過ぎたので、主人と義母が近くの店にご飯を買いに行こうとした時
「行かないでくれ」
と義父は言ったのでした。
義父が弱音を吐いたり、～～してくれ、という言い方をするのは珍しく
この日はちょうど心臓がドキドキするから、みんな家にいてほしかったのでしょう。
その後在宅クリニックから連絡があり、
「医師のかわりに看護師が向かいます」とのこと。
それで看護師を待って、少し経ったら義父がゴホ、ゴホと大きな咳をし
家族が「大丈夫？」と駆け寄ると、小さな声で「少し苦しい」旨を伝えたそうです。
家族はすぐに救急車を呼び、救急車が来る間、救急隊員の指示に従い
心臓のあたりをマッサージしたり、本人の意識を確認したりしていました。
義父は次第に応答がなくなり、そこに救急隊が到着。
（同じくらいに看護師も来ましたが、何もできずに呆然としていたので
帰って頂いたとのこと。）
救急隊はすぐに酸素吸入や心臓マッサージを施し始めました。
そしてあっという間に地元の大手病院に搬送し、集中治療室で心肺措置を行い
一時は心臓数値が上がってきたのですが・・・。
また下降してゆき、アドレナリン（心臓を動かす薬）を打っても
もう、体全体の機能、多臓器機能が落ちてしまって反応が無くなってしまいました。
そして家族に、全てのバイタルサインが消えて蘇生しないのを確認し
ご臨終となったのでした。
書いていて、胸が痛くなりますが、念のためのＣＴ検査でも目立った要因はなく
「老衰」でした。
運もあるのでしょう。ガンには打ち勝っていました。
咳をしたとき以外はそう苦しむことがなく、眠るように意識が遠のいていった義父。
「家族に苦労はさせたくない」という強い責任感の持ち主で
それを見事に示したような、最後でした。
義父のガン闘病や入院歴も多かったのか、亡き今も義母は
「まだ入院している感じがする」と涙もまだ出ない様子。
潔い最期に主人はじめ家族も
「お父さん、お疲れ様。」
と言いたい気持ちが強かったようです。
仕事も、家族サービスも、どちらも大事にした義父。
終活も「家族に苦労はさせまい」と、葬儀会社に前金もかなり支払っていて
遺された家族は負担もなく、男気の強かった義父を思いながら
通夜と告別式の打ち合わせを、行ったそうです。
ちょうど亡くなった日の午前中に着替えも清拭も洗髪も済ませていたので
とても綺麗な様子で、まだ生きているかのような肌の色艶の良さに
家族は感心していたそうです。
義父らしい最後でした。
私も義父みたいに、残された家族、大事な人たちに苦労をかけたくないな。
そのために、やれることは頑張ろうと思いました。
主人も心の覚悟はできていたので、比較的冷静です。
春になったら、義父は桜が好きだったので、桜を見せてあげたいな。
名物の桜並木に、家族でよく出かけていったそうです。
来年の４月はここで、大好きなお酒を飲みましょうね、お父さん。
全くもって至らぬ嫁で、本当に申し訳ありませんでした。
今後は、お父さんが大事にしていた家族、息子である主人を大事にし
楽しい思いをあの世の義父にも届けたいと思います。
「行かないでくれ」
何よりも家族を愛した義父の言葉、胸に刻み
遺族は来週、お父さんを晴れ晴れしく送り出したいと思います。
お読み頂き、誠にありがとうございました。
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皆様、お体十分ご自愛なさり、佳き夏の日をお過ごし下さいませ☆彡。
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