おはようございます。
早朝はまだ過ごしやすいですね。
父の新盆が終わり、ご僧侶と身内で宗教談義や、
宗教関連の疑問などお聞きし、場所を変えてリビングでもずっと盛り上がっていました。
こころが広く、仏教に対する知識も相当なご僧侶であるとお見受けしました。
すっかり打ち解け、仏教談義や質問などにも、ご意見を拝聴したのでした。
その中で、ある身内女性が「知人の女性が僧籍をとったのですが、
それ以降、念や神通力で病気を治してあげる」と言ってくるので困惑していると相談しました。
ははぁ、神通力で治すねえ。私も過去にそういう経験あったわ。。
その手の僧籍を持った人って、たいがいは苦しい修行で力を得た！とか
すごいパワーのある先生から伝授していただいた、とかいうケースが多いです。
衆生のためにその神通力や、念などをお使いになるのは素晴らしいことですが
肝心なのは、「患者本人が望んでいるかどうか」 です。
望んでいないのに、一方的にやられたんじゃ、逆効果じゃないのかなあ・・；
それに神通力で本当に治るの？少なくとも私のガンでは、そういう話聞いた事ないですね。
難行苦行の末、神通力を得たという僧籍の方もおられますが、
難行苦行すればいいというものでもない。
実際にお釈迦様や近代の宗教的偉人でも、「難行苦行は意味がない」
と申された方もおられます。
難行苦行をご本人がやるのはよいでしょう。しかしそれで神通力や超能力はつきません。
時折、勘違いしている宗教家を見かけます。
身内女性は勧誘されていやがっていたので、毅然とした態度で断るよういいました。
ご僧侶も「私は他の宗派のことはいえませんが」と前置きしたうえで
難行苦行はいいのですが、それをやったから超能力が身につくという事はありません。
と冷静に仰っていました。
ご僧侶にはこのほかに、色々質問やご相談をして、大変お世話になりました。
Ｋ僧侶のように素晴らしい僧侶でも、下積み時代は長かったそうです。
地道に努力しながら、仏の世界というものを学んでいきたいなあと思いました。
そうしたら、すでに御仏になられた育ての父や、実父、江美さんの供養も
いい意味で広がってくるんじゃないかと思いした。
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