長年の闘病生活で、ひといきついた今だから言えます。
私の二人の父のことはいくつか触れ、父とは仲が良かった人生だったと思います。
しかし、私の母親は妙に覚めた、子供に対して、あまり熱い面を見せる事のない人でした。
発病当初、一応母に血液ガンのステージ4であることを伝えたのですが
「葬儀はダンナがやるでしょ」「うちは大変だから、手伝えないから」
とすかさず言われたのでした。
私の亡き親友、江美さんも、実は同じ状況でした。
彼女も母親から同じようなことを言われた。
実際に、彼女のお母さんからの手紙も見せてもらったことがあります。
いるんです。そういう親・・。だから私たちは似たもの同志で心から理解しあうことができた。
母は、今の今まで、私の入院に見舞にきたことは一度もありません。
私は親元から自立するのが早い子だったので、家族って感じがしないんでしょうね。
でも、今、母の元にいる弟と妹は、少しでも具合が悪くなると
大事をとって仕事を休ませたりします。
私が若くして猛烈には働いたお金で、母のために不動産を購入したことがありました。
それも、私には一切使わせず、弟や妹には別荘がわりにさせています。
要は、別れた元夫との子供より、今の夫(亡くなったけど)の子のほうが大事ってわけです。
わからなくもないです。
私自体、いいトシしてこんな事を言うのは恥ずかしいと思います。
でも、命の危機を何度か迎え
「まだ治ってないのか」「いつ治るんだ」という母親を見ると
連れ子人生は多くは望めないものだと痛感したのでした。
母にとって、治るならすぐ治る、死ぬならさっさと死んでほしい。
そんな娘なんですよ、私は。
でも、母が存命であるだけでも、贅沢言えないですね。
*葬儀のことはまだまだ考える必要がないと自分を鼓舞しています!
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