おはようございます。
今日は暑くなるようで・・。外出の際は、熱中症にお気をつけ下さいませ。
さて、私の先だっての大食いブログのリンクを張ったFB上にて
友人女史が「たんぱく質摂取」について感じられたことをレスして下さいました。
目の付け所がさすが、洞察力に優れた彼女らしい!
特に病人って、たんぱく質摂取を心掛けないとマズイです。
白菜、キャベツ、油揚げ入り豚肉のミルフィーユ。時短メニューで栄養バランスばっちり!
一部の方々ですが「病気の時こそ小食!」「小食や断食で体の免疫が目を覚ます」
「ガンになったら菜食主義!食べ物がガンを消す」など主張なさったりしますが
それは数少ないケースだと思います。「確率的には普通に栄養摂取」したほうが体の回復につながりやすい。
以下、たんぱく質における各研究結果などふまえ、私のほうでわかりやすく書きだしてみました。
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たんぱく質は必須アミノ酸から成り立っている
この必須アミノ酸の含有量、どれくらいのバランスで、その食品に含まれているのかを示す指標が「アミノ酸スコア」。
アミノ酸スコアは1~100までの数値で表され、100に近いほど優秀なたんぱく質を含んだ食品と言われています。
動物性たんぱく質である肉、卵、魚などはこのスコアが100に近いものが多い。
画像は自宅で焼いたサバ
こちらはたまに作る「べっこう卵」
一方、植物性たんぱく質は動物性たんぱく質と比べて、アミノ酸スコアが低くなります。
人体における 各栄養素、特にたんぱく質摂取の割合が30%を切ってしまった場合
身体に不調をきたしやすくなるといわれています。
たんぱく質吸収といった面ではどうでしょうか?
こちらも動物性のほうが吸収が優れているというデータが本流です。
(吸収と消化は別物、消化に関しては動物性のほうが時間がかかる)
植物性たんぱく質で代表的なものに大豆があり、アミノ酸スコアが100と優秀なたんぱく質です。
しかし、とある実験によると、アミノ酸スコアが100の植物性たんぱく質であっても
体への吸収率は高くないという結果が出ています。
つまり、動物性たんぱく質の方が、人体への吸収率がよく、血、肉(筋肉)になりやすいということです。
身体組織・・・筋肉、血液、骨、内臓、リンパ液、髪の毛、爪など・・。
たんぱく質がないとうまく機能しなくなります。
吸収は動物性たんぱく質が優れていますが、植物性たんぱく質にも人体に有用な成分がいろいろ含まれているので
どちらも摂取するのが望ましいです。
植物性の食材で、食物繊維をとるのは大事です。消化器のお掃除にはもってこいの存在です。
これでおわかりのように、特に病気のある人にはバランスよい食生活とともに、しっかりしたタンパク摂取が望ましいのです。
体は待ってはくれません。悠長に免疫を・・なんて言っている間に、病魔が勢力拡大します。
ガン闘病の世界でも、「食べれるうちはまだいい」という、慣用句みたいなものがあります。
実際にガンや重い病気で入退院したり、長い闘病生活を送ってみると、この意味が痛いほどよくわかります。
病気の予防としての「食事療法」と、病気にかかってからの治療的食事療法は、まったく違います。
正直、たんぱく質を重視しない菜食療法でガンが治るなら、治してほしかったですよ。
あの世に逝ってしまった闘病仲間達の病を。
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