アルコール日記 その1 | まあのぶつぶつ

まあのぶつぶつ

元システム屋で現在は全く違う業界で働くひと
食べ歩きやら、コンピューター関連の覚え書きやら、メンヘルやらの雑多なブログ

若い頃、コクトーの阿片日記を読んだ
コクトーが阿片中毒の末に入院して、その時の事を書いた日記だ
入院する事になり、自分なりのアルコール日記を書いていた

とうとう、精神病院に入院となり
「あー、人生終わったな。これで、キチガイ認定だ。」
と、自己憐憫に浸っていた

通常、アルコール依存症で入院すると
最初の3日程、保護室と言う個室にぶち込まれる
私は幸いにすぐには入らなかったが、後に入る事になる
入院してひと月たった頃、錯乱して
ナースステーション前で暴れてしまい、友達などそばにいた人達に暴力をふるってしまい、そのまま保護室にぶち込まれました

個室と言っても、社会から隔離された精神病院の中の更に隔離した部屋
部屋に入る時は、ひも状のものをとりあげられる
これは、自殺防止の為
眼鏡、貴金属、ボールペン、時計
全て、とりあげられる
入った事がないのでわからないが、刑務所の個室よりも酷い所と思って頂ければいいと思います
トイレは部屋の端に穴が開いているだけ
水もない
1時間に1回くる、看護師さんに水を流してもらったり、紙をもらう
当然、紙は1回分の少々
食事は鉄の扉の下から入れられる
まさしく、刑務所
鉄格子がはめられている
壁一面に、書き物の持ち込みが出来ないはずなのに、ビッシリと狂人の言霊が書き込まれている

時間もわからない
何もする事もない

暇だから、壁一面の文字を読んだりするが、如何せんこちらも普通の状態では無い
狂った頭で狂った言霊を読むと尚更頭が狂ってくる
やる事もないので、部屋で横になっているが、トイレ言う名の穴からアンモニア臭が強烈に臭って吐き気がしてくる

時間は、1時間に1回くる巡視を数えて把握する
寝る事もなく、虚ろになりながら
鉄格子で遊ぶ

そんな事をして、時間を過ごしていた