アクセントや正しい日本語 | 語りは広大なる世界

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ナレーター・池谷広大の、色々な思いや出来事を綴ったブログ。

たまにはナレーターらしく真面目な事書こうっと(笑)

今日、Twitterでフォローしているナレーター上田いとこさんが「極めつき」「極めつけ」どちらが正しいか調べたら「きわめつき」が正しいんだ!とツイートしてらして、私も勉強になりました。いつもどっちだっけ?と迷うんですよね。
ちなみに「NHK放送文化研究所」を参考にされていました。私もよくこのサイトを見ております。

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なんとなく言葉の流れで「きわ“め”つ“け”」と同じ母音で読みたくなりますが、誤用です。

これは職業柄、気にしてしまう事なのでしょうね。やはり日本語の知識は、表現者の土台となることだと思います。「発声法」「滑舌」「アクセント」は、表現者自身を無用な苦労に縛られないようにするための武器だと思っています。(もちろんそれらだけを大事にすれば良いのではないですよ。むしろ全くなくても良いと言っても言い過ぎではないのかもしれません)

アクセントも先日、ある放送作家さんが「廃炉」の正しいアクセント、「『ハ』-イ-ロ」と頭にアクセントを置いて読んでもいいのでは?とツイートされていて、私もそう思っているのですが、NHKアクセント辞典には「ハ-イ-ロ」と平坦に読むとあります。
なぜ我々がアクセントを大事にするのか、それは多くの人々に伝える為に、多くの人が認識できる言葉のルールの中で行わないと伝わらないからです。
音声だけで「これは木製の『はし』」とあったときに、「橋」なのか「箸」なのかで大きく内容が変わってしまいます(もちろん文脈でわかりますが、手間がかかるじゃないですか)
だから我々が気にする。決して「正しい」からではありません。そんなことを言ったら方言が間違っているみたいになってしまいますが、そんなことはありません。その土地に根付いた言い方はその土地の文化です。否定してはいけません。

ちなみに何を参考にするか、NHKだけでなく新明解さんバージョンもあります。ただ辞書は持ち運びが大変なので、CASIOさんの電子辞書を持ち歩いている方が多いようです。(何故かアクセント辞典が搭載されているのがCASIOさんだけなのです…)

ちなみに私のはこれ。

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ピンク色です、えへへ!

しかし最近は時代も進み、このNHKアクセント辞典もAndroidiPhoneやiPad向けのアプリが出ているんですよね。しかも音声も出るなんて、便利な時代になりましたわぁ。我々がずっと待ち望んでいたものですよ、もぉ。(でも未だに電子辞書を持ち歩いてる私…)

我々は持っているだけではなく、常日頃からアンテナを張り気にする事が大事だと思っています。気になったら即調べる!!
あ、ちなみに今日、開業1周年を迎えた東京スカイツリーのマスコット「ソラカラちゃん」のアクセントは「空から」と同じようです!覚えておきます!!