No.209
読んでいただき
ありがとうございます
お金と向き合う
家計と経営のお役に立ちたい
島根県出雲市・松江市の
ファイナンシャルプランナー
池原元樹です
(食品産業新聞社ニュースWEBより)
コカ・コーラが6月10日から
夏季限定で発売する新商品で
昨年発売したコカ・コーラクリアと同じ透明色のコーラ
コカ・コーラ
クリアライム
コーラは黒い飲み物という思い込みがあるので
透明なコーラはインパクトがありますね
家計や会社経営でも同じように思い込みってありますね
例えば会社経営では
利益が出ると税金を払わないといけないからお金が残らない
これ思い込みですね
仮に
年間で1000万円の利益が出そうなケースで
かかる税金の割合が30%なら
300万円の税金を払うことになります
300万円も払いたくないと言って税金をゼロにできないかって考える経営者の方がおられますが
税金をゼロにするには利益もゼロにする必要があります
先ほどのケースでは1000万円の利益の見込みなのでこれをゼロにしようと思ったら
何か1000万円の経費をつくる必要が出てきます
分かりやすく言えば
1000万円のお金を使わなければなりません
そうすると
利益がゼロになるので税金もゼロになります
(※分かりやすさを優先するために均等割を無視しています)
300万円払う見込みだった税金がゼロになるので
なんだか得した気分になりますが
これこそ思い込みですね
税金をゼロにするために1000万円を使っているので
けっきょく会社にお金は残っていません
反対に
当初の見込み通り1000万円の利益を出すとどうなるか
税金の割合が30%の場合
300万円の税金を払うことになりますが
残りの700万円が会社に残るため
会社のお金は700万円増えますね
払う税金が300万円減るものの会社にお金が残らない経営と
300万円の税金は払うものの会社に700万円のお金が残る経営と
どちらの方が資金繰りが楽になるでしょうか
大手大企業と違い
資金も人材も限られる僕らのような中小零細弱小稼業の場合
経営者が資金繰りに追われて
お客様対応の時間がなくなると
当然
売上にも悪影響が出てきます
けっきょくは
目先の税金に囚われず
きちんと税金を払って会社にお金を残し会社の資金繰りを楽にして
その分しっかりとお客様対応に時間をとった方が会社の経営は良くなりますね
本日は以上です
ではまた明日