映画「モリコーネ・映画が恋した音楽家」を高松市のホールソレイユで観て来ました。 | いけちゃんの温泉、旅行、グルメ、ディズニーブログ

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今年3月に71歳になった私です。温泉が一番大好きで20年近く毎日温泉露天風呂です。'18.1よりDVCメンバー、'19年世界中のDLの制覇、'23年9月よりWDW年パスホルダー。毎日温泉、週一ゴルフ、月一旅行、年一WDWを目標に健康年齢を維持したいです!

映画原題は「エンニオ」で、イタリアの映画作曲家・巨匠の「エンニオ・モリコーネ」の生涯を、弟子であり友でもある「ジョゼッペ・トルナトーレ監督」が、モリコーネにインタビューし、半生を回顧し、数多くの傑作の名場面とワールドコンサートツアーの演奏と共に紐解かれていきます。(映画のチラシより)
 

さらに、70名以上の著名人のインタビューによって、モリコーネの仕事術の秘密が明かされます。モリコーネのメロディーを聴くだけで、あの日、あの映画に胸を高鳴らせ涙した瞬間が蘇りました。
モリコーネは、1928年に生まれ、1961年・33歳、映画「ファシスト」で映画音楽家デビューします。

 

私が大好きな「エンニオ・モリコーネ」の名を一躍有名にしたマカロニウエスタン「荒野の用心棒」のテーマソング「さすらいの口笛」1964年の作品

 

生涯500以上の作品を提供しますが、アカデミー賞は、2007年・79歳の時、アカデミー賞「名誉賞」(生涯の映画音楽への功績を称えた賞)が、初受賞でした。モリコーネを巨匠だと思っていた私は、79歳でアカデミー賞が初受賞だったとは、信じられない受賞シーンでした。モリコーネが、イタリア人だったからか、或いは、マカロニウエスタンでデビュー・ヒットしたので、ハリウッドから差別・苛めで、79歳まで受賞出来なかったのではと思いました。

 

私が次に大好きな「続・夕陽のガンマン」のテーマソング、1966年の作品

そして、2016年・88歳、「アカデミー賞作曲賞」の6回目のノミネート作品「ヘイトフル・エイト」で、作曲賞を初受賞しました。そして、4年後の2020年7月、91歳で亡くなります。本作品は、映画と言うより、モリコーネ、そして、70名以上の著名人へのインタビュー、そして、映画作品の音楽、名場面が、インタビューとリンクして映像が流れて行きます。157分の大作でしたが、感覚的には、90分程度の作品にしか思えない程の、素晴らしい実録作品でした。そして、人生を考えさせられました。

 

家内が大好きな「ニューシネマパラダイス」のテーマソング、1988年の作品