以下の文章は、私の政治的信条が強いので、興味のない方、不快に思われれ方は、即、読むのを中止して下さい。
よろしくお願いいたします。
昨日投稿した『オアフ島一周一日観光バスツアー』約11時間中、バス運転手兼ガイドのアレックスさんが、2時間くらいしゃべっていたのが『パールハーバー』でした。
さて、今夜は、太平洋戦争が始まった真珠湾(パールハーバー)攻撃について述べます。
以下WIKIPEDIAよりの時系列説明
1941年(昭和16年)12月1日、御前会議で対米宣戦布告は真珠湾攻撃の30分以上前に行うべきことが決定された。
12月7日8時 日本軍が真珠湾(パールハーバー)に攻撃開始。
12月7日9時 ワシントン駐日大使が、対米宣戦布告を通知する。
12月8日 アメリカ・ルーズベルト大統領『アメリカ合衆国にとって恥辱の日』のフレーズが印象的な対日宣戦布告演説を行う。
12月9日 ポートランドのオレゴニアン紙で、アラモの戦いでのスローガン「Remember the Alamo!(アラモを忘れるな)」を改題した「REMEMBER PEARL HARBOR!(真珠湾を忘れるな)」とのフレーズが早くも登場している。ルーズベルトが汚名演説で、日本の行為を「恥知らずな蛮行」や「背信行為」と激しく非難するなど、アメリカ政府が真珠湾攻撃を「だまし討ち」と喧伝することによってアメリカ国民の愛国心はいやがうえにも高まることとなり、「REMEMBER PEARL HARBOR!」というフレーズはたちまちアメリカ全土を席巻する国民的スローガンとなった。このスローガンにより、アメリカの青年は次々と軍に入隊し、国民は国債を買い求めた。
上記が、真珠湾攻撃開始から数日後の時系列です。
教科書等で、真珠湾攻撃より対米宣戦布告が遅れた事は記載されていますが、『何故、対米宣戦布告が遅れたか?』を記載した教科書はありませんでした。私は、それを昨年亡くなった上智大学名誉教授『渡辺昇一』先生の著書を読んで知りました。それは、上記の通り、12月1日の御前会議で宣戦布告が決定したので、外務省は駐米日本大使に『これから何が起こるか分からないので、必ず常時日本大使館には1名常駐させる事』と命令しました。ところが、その命令をノー天気な責任者・〇〇大使は、無視して職員全員で送別会を実施します。その夜、宣戦布告の長文の暗号電文が東京から送られて来ましたが、翌日出勤して来た職員達は、時すでに遅し、外務省から指定されていた時刻に間に合いませんでした。その結果、「REMEMBER PEARL HARBOR!(真珠湾を忘れるな)」、日本人は卑怯な民族だと言われ続ける羽目になったのです。そして、日系アメリカ人は財産没収の上、強制収容所へ入れられます。ところが、この駐米日本大使は、その後、外務省事務次官になり、天皇陛下から勲章まで貰っています。渡辺先生は、『日本人の誇りを貶めた帳本人なのに、勲章を返せ』と大いに怒り狂う文章になっていた記憶があります。さらに、文章は続き、外務省の命令を無視して、ユダヤ人を6千人も助けた杉原千畝は、戦後帰国して外務省に出頭すると、即、『命令違反』で首になったと。
善良な外務省職員が首になり、日本人をここまで陥れた輩が、天皇陛下から勲章をもらう、外務省はおかしいと。
さて、戦後73年たっても、「REMEMBER PEARL HARBOR!(真珠湾を忘れるな)」は、日本人を卑怯者にしたままかも知れません。
外務省の命令を無視し、ユダヤ人を助けた職員は首になり、日本人を卑怯者にした帳本人は、外務省事務次官になり、天皇陛下から勲章を頂く、そんなのが外務省。韓国、中国、ロシアとの今の問題を考えると、敗戦当時の状況と今はあまり変わらないのではと思います。日本の次の敗戦を招くのは外務省!!!そんな危惧をしているのは私だけでしょうか???
次回は、『ダニエル・K・イノウエ』空港です。皆さん、『ダニエル・K・イノウエ』氏を知っていますか??