こんにちは。
予算審査特別委員会2項目目は、「放課後児童対策事業について」の質疑をしました。
放課後事業については、今回①放課後児童対策事業、②放課後ルーム事業、③放課後子ども総合プラン事業の3事業についての質問をさせていただきました。
まずは、放課後児童対策等事業の現状及び運営形態について伺いました。
本市では、就労支援対策として厚生労働省所管事業となる放課後児童クラブである「のびのびルーム」、全児童対策として文部科学省所管事業となる放課後子ども教室である「放課後ルーム」、両省連携の放課後子ども総合プランに基づく「堺っ子クラブ」の3事業を展開しており、令和5年度においては「のぶのぶルーム」71校、「放課後ルーム」4校、「堺っ子クラブ」21校で実施することとしているとのことです。
運営については、民間事業者を活用し、「堺市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例」等に基づく業務仕様書により委託し、市の事業として実施しており、事業者の選定については、事業者の実績、管理運営体制、人員確保や育成方策、運営プログラム等総合的な運営内容を審査し、より優れた運営事業者の選定を行っているとのことです。
委託事業者による運営が適正に実施されているかどうかの確認方法について伺うと、毎月業務完了報告書の提出を求め、仕様書及び提案書に基づく実施内容の点検、確認を行い、また、本市職員による巡回により現地での履行確認も行っているとのことです。
そして、現在、各校区によって実施する事業が異なっているということについてどのような認識をお持ちなのか伺いました。
校区によって複数の放課後児童対策事業があることについては課題と捉えており、事業の統一を図る必要があると認識しており、今後、本市の放課後事業が保護者にとって利用しやすく、安全・安心で子どもたちにとって過ごしやすい場所となるよう事業の統一方法やその進め方について検討していくとのことです。
私事ですが、娘がパート勤務をしておりますので孫が現在「放課後ルーム」でお世話になっており、とても助かっております。
当校には「放課後ルーム」と「のびのびルーム」がありますが、児童・生徒・保護者にとって活用しやすい事業統一の実現に向け、早期の検討を要望いたしました。
そして、最後に「子ども安全見守り隊」の冊子についてです。
今回、私の市政報告の新聞で「子ども安全見守り隊」の冊子の活用を推進しています。との記載を閲読いただいた複数の方から問い合わせがあり、「初めて聞いた内容ですが・・・」との問い合わせで「教育委員会の生徒指導課より市内小学校の校長先生に冊子の(案)を渡しています」との回答をさせていただき、冊子の(案)を手渡ししました。
この冊子は、平成25年に作成されて10年になります。
そこでお願いですが、良き冊子でもあり、ボランティアの見守り隊の皆さんがあらゆる場面での急な発見や遭遇に対して緊急時の対応・連絡網等が記載されています。
見守り隊をされている組織については、校区・地域により自治会や様々であるように聞いていますが、先程ありましたように見守り隊の皆様も安全が保てるよう、幾度か委員会等で要望をしましたが、今一度見守り隊個人にも行き届くよう、最低でも見守り隊の代表に届くよう周知いただき、生徒指導課及び学校側に再度要望しました。