こんにちは。
前回の予告通り、「太刀別炭鉱選炭場跡」と「天塩鉱業所ホッパー跡」の探索になります。
まぁ、前回の深川のイチョウが朝8時前なんですよね、、、昼前くらいの感覚なんですが(笑)
そりゃ5時過ぎから行動しているので当たり前といえば当たり前なのですが・・・早起きは3文の得とはよく言ったものですね~
さぁ、お恥ずかしながら廃神社、廃墟探索をやるのは初めてなので初心者向けっぽいところを中心に今回は探索しています。
昔から廃墟探索やりたかったんですが、踏ん切りがつかなくて・・・学生時代山岳部だったので、そこそこの装備と自然に対しての知識はあるつもりですが怖いじゃないですか??
まぁ今回はカメラを買い替えたタイミングなので、思い切って挑戦してみてます!
もし、探索するときは自己責任で!!
道道867号線を走りながら地図とにらめっこ・・・藪のなかに獣道が!
軽自動車でよかったと思いつつ、50mほど進むと建物と少し開けた平地に出ました
インターネットで検索すると、この開けた場所や建物までの藪はもともと線路だったんですね・・・こんな山の奥にすごいですよね~
写真手前側を左右に線路が走っていたらしい・・・
垂れ下がっている屋根付近の錆びた金属の棒がかつては、写真右手の山の方へと続いていた索道の名残らしいです!
そして、すぐ近くには留萌鉄道の太刀別駅もあった、、、
というか車を止めたあたり(?)にあったらしい・・・信じられない
今では緑に囲まれたこの地も・・・
1977年(国土地理院)閉山が1969年なので、閉山後の写真ですが規模の大きさがわかりますね!
山中に残る巨大人工物、もはやコンクリートと鉄の塊ではあるが
ここから石炭が降ろしてたのかな?ホッパーとかってやつ??詳しくないです
コンクリートの屋根の下、自然は芽吹く
自然ってすごいなぁって思うけど、人間の力もすごい
上の写真の引きの構図、でかいなぁ(初心者感)
右手が駐車スペースへと続く道(?)
写真の区画だけ水が溜まっていたが、水没などは基本的にしておらず探索しやすっかった
【廃棄物コーナー】
ブラウン管テレビ
この釜、かっこいい・・・苔の付き方が最高ではないか!!
空き缶に空容器に諸々・・・
ヒメロンK1錠
調べてみたら、東亜栄養化学工業が発売していた(している?)ビタミン製剤らしいです。
よかった、やばい薬じゃなくて(笑)
不法投棄、不法廃棄は犯罪ですし、許されないですが、個人的には歴史をより具体的かつ身近に感じられるのでついつい撮ったり見入ってしまいます・・・
良い天気だ~~
ワイ氏、初の(?)廃墟探索も終わり、次なる目的地「天塩鉱業所ホッパー跡」へと向かいます
そして向かう途中に、とんでもなく古い消防車が走行しており驚きました!
後日調べてみたら昭和49年製の日産製造のボンネット消防車!!
詳しくはないですが、素人にもわかる、、これは、、、古くて貴重な車!!なんか感動・・・
ナンバープレートも上の段は漢字一文字+二桁・・・すげぇ!
この後何度か抜きつ抜かれつするんですが、写真撮っておけばよかった、、、
話が脱線しましたが、目的地に到着!
道路沿いですよ、これ・・・さすが北海道(笑)
ホッパー跡以外にも、左側にある達布小中学校も閉校となり、緑に還っています・・・
そして、その上の入り組んだ道路もすべて住宅だったんですね、、、
1977年(国土地理院)上写真での学校や住宅、道道126号線沿いの左下のエリアの
建物の数の差がすごいですね・・・!
内部はご覧の通り水が溜まっていますが、それがまた美しい
ここからのアングルしか基本的には撮れませんがそれでも満足できるロケーションです
光が差し込むとまるで神殿のような空間に
コンクリートの劣化具合が年月を感じます
たまに通る車の音で、ここが道路のすぐ脇ということを思い出させてくれます
こうして見ると骸骨のようにも見えてくる
上を見上げてみる・・・詳しくないからシュート以外は何のための穴かわからない
ここには、今からでは想像がつかないほどの多くの人々が働いていた
コンクリートにも苔がびっしりと
水面に映る柱の陰と光と緑がきれいだ
光が当たると骸骨のように見えたコンクリートも別の表情を見せる
水面の光が反射して無機質なコンクリートがキャンパスとなる
鉄筋もむき出しにしてしまう北海道の冬はもうすぐ
かっこいい・・・光と闇のコントラスト
兵どもが夢の跡
というわけで、今回はここまで!
いかがだったでしょうか?
天気が良かったのもあり、個人的には大満足でした!!何より難易度が地下に潜るくらい低いのに、このクオリティーの廃墟がゴロゴロと・・・さすが北海道!
次回は羽幌にある廃神社へと向かいます~