こんにちは、池上校講師の木村美那子です。
あっという間に2月も目前となりましたが、この寒さの中でも花粉は確実に飛び始めており、アレルギーのある生徒さんの中にはすでにお鼻がつらそうな人も見受けられます。
コロナ禍を経て、マスクに対してネガティブなイメージが定着してしまいましたが、「何のためにマスクをするのか?」をきちんと考えて、適切に使用したいものです。
先日のレッスンでは、プレエレメンタリークラスの1年生が久々に3人揃ってレッスンを受けることが出来ました。
プレエレメンタリークラスでは、バレエの「基礎のキ、基本のキ」からこつこつとバーレッスンをしているのですが、やはり子どもたちにとっては毎週「重箱の隅をつつく」ような細かく、そして丁寧すぎるほどに丁寧なワークは心身ともに窮屈なものでもあります。
実際にバーによって運動性の一部に制限がかかることによって、ともすれば、人間の本能的で自然な身体の動きが低下してしまうこともあるので、どれだけクラスの中で運動性と審美性をバランス良く育てていくか?が大切なことです。
当たり前ではありますが、池上のプレエレメンタリークラスの3人は、同じ1年生ではありますが、その性格も身体条件も、学びの速度も異なります。
それでも、ひとりひとりが自分の課題に丁寧に向き合い、こつこつとワークを積み重ねてきた結果、講師が予想していたよりも良いペースで成果を得られているように感じます。
もちろんそれは大人に求められる成果や、プロに求められる成果と同等ではありませんが、この積み重ねによってのみ、その先の「バレエ」への大きな目標に手を伸ばすことが出来るということを忘れず、子どもたちとともにこれからもレッスンを積み重ねていきたいと思います。(木村)