こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

急な気温の変化や、運動会などのイベントの疲れか、体調を崩す人が増えています。地域によって、胃腸炎、インフルエンザ、溶連菌…などなど、その症状は様々ですが、季節の変わり目ですので、油断せず体調管理を心がけましょうね。
またお風邪ではなくてもお咳が出る時は、腕で口を覆うなどして、飛沫の拡散を防いだり、マスクを上手に利用してみんなで楽しくレッスン出来るように工夫してください。
いちばん小さいクラスでは、二の腕で口を覆う練習をしたのですが、みなさんついつい「ぱくっ」と自分の二の腕を食べてしまったりして…笑顔がいっぱいのクラスとなりました。



バレエのレッスンは年齢が上がるほど、時には小さいクラスであっても、そのワークやルールによっては笑顔を忘れてしまうこともあるかもしれません。
ですが、以前の投稿でもお話ししたように、笑顔になることは(時に楽しくない場合だったとしても!)脳に刺激を与えて気持ちを明るく変えてくれるばかりではなく、頭蓋骨内の脊柱(背骨)にも影響を与えて、本当の意味での「良い姿勢」に導いてくれます。
大きくなれば骨格の説明を理解したり、筋トレなどで姿勢を保持出来る強い身体を作ることで「良い姿勢」になりますが、小さいうちは笑顔になることが「良い姿勢」への準備と言っても過言ではありません。

どうしても大人は「きちんとさせなくては」という思いから、タスクをこなしたり、成果を上げることを優先してしまいがちです。
もちろんバレエスクールですから、レッスンに真剣に取り組み、自身を成長させ、素敵なバレリーナに向かって頑張ることも大切なこと。
ですが、その「未来」に向かって頑張るあまり「今」の素敵さや精神的な豊かさを蔑ろにしてしまっては、もともこもありませんね。

私たち講師もバレエを指導するだけでなく、カリキュラムを実施するだけでなく、「未来」を見据えながら子どもたちの「今」がより豊かなものになるように、より良いレッスンを手渡していければ…と、日々レッスンに臨んでいます。
どうぞ生徒のみなさんも笑顔を忘れず、元気にレッスンに取り組んでくださいね!(木村)