こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

新学期が始まって2週間が経ちましたが、みなさん疲れは出ていませんか?特に今年は気温が落ち着く様子もなく、まだまだ暑い日が続いているので、しっかりと休息をとり、体調管理を心がけましょうね。

さて、9月に入り池上校では2名がベビークラスからプレエレメンタリークラスに進級しました。
(通常は年度変わりでの進級となっていますが、昨年開校したばかりの池上校では、しばらくイレギュラーに調整をしてまいります。)



ベビークラスでは、音楽に親しみ、身体を動かす楽しさを感じ、バレエのレッスンを受けるための準備が中心となっていますが、プレエレメンタリークラスからは、少しずつバーにつかまってのワークも始まり、学ぶこと、覚えること、バレエのルールを守ること…など、少し難しいことも増えてきます。
小さな子どもたちにとっては、じっとしていることや、待つ時間、細かいルールなどはなかなかに息苦しいものかもしれません。
ですが、この「自分を律する」ことがバレエの大切な要素のひとつでもあり、他のダンスには見られない美しさにもつながりますから、心と身体のバランスをとりながら、少しずつ身に付けてもらえれば…と思います。

進級した2人はおしゃべり大好きな女の子!いきなりお姉さんのクラスへ進級し、50分から60分に長くなるクラスで集中しきれるか、たくさんのワークに弱気になってしまわないか、講師の側も少々どきどきしていましたが、そんな心配をあっさりと飛び越え、進級初日からにこにこと頑張ることが出来ました。
いつもクラスの入れ替え時にあいさつをしていた憧れのお姉さんたちが一緒、というのも彼女たちの支えになっているのかもしれませんが、これからも少しずつ、でも確実にレッスンでの学びを増やしてほしいと思います。



また同時に、在籍中のお姉さんたちはひとつしか年齢は変わりませんが、自分たちが「お姉さん」であるということを、しっかりと感じているのか、ちびっこの手を繋いであげたり、声をかけてあげたりしていて、そのほほえましい様子も進級ならではだなぁ、と思いました。

バレエはひとりひとりが努力することが大切ですが、一人で実施出来る芸術ではありません。保護者のみなさまや仲間や先生、スタッフさんのお力を借りて「よりよく在ろう」と努めていくものです。
バレエを通じて得られた「出会い」が子どもたちにとって素敵なものになるよう、講師も変わらず努力し続けてまいります。(木村)