※お手洗いのお話が含まれますので、お食事中の閲覧はご遠慮ください。

こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

夏休みが始まって1週間が経ちましたが、皆さんの生活のペースは乱れていませんか?
一度乱れてしまった生活サイクルは、仕組みとしてはすぐに戻すことが出来ますが、身体の習慣として根強く残ってしまいますので、出来るだけ幼稚園や保育園、学校に通っている時と変えないように心がけましょう。
特に睡眠については、心身な脳の成長や学習の定着率など、非常に大切な部分ですので、夜更かしをせず、しっかり睡眠時間を確保し、早寝早起きを頑張りましょう。

さて夏休みの間、皆さんはその食事の多くをお家でいただくことが多くなるかと思いますが、どんなものを好んで食べていますか?
つるつるっとお蕎麦やお素麺ばかりで済ませていませんか?また美味しい菓子パンやドーナツなどを食事の代わりにしていませんか?

麺類は食べやすいのですが、噛む回数が減ってしまいがちなので、付け合わせや、上に乗せるトッピングにお野菜やお肉などをしっかりプラスすることで、栄養だけでなく噛む回数も増やしていけると良いですね!

また菓子パンやドーナツ、ジュースに含まれるお砂糖は多く摂りすぎると、肥満(体型にあらわれなくても)だけでなく「疲れやすさ」に繋がることが分かってきました。
成長期の皆さんには必要な糖分ですが、お砂糖の甘味だけでなく、とうもろこしやさつまいも、かぼちゃなどに代表されるような、素材そのものに甘味のある身体に優しい食事やおやつを食べるとよいかもしれませんね。

そして飲み物やアイスなどの冷たいものの摂りすぎにも注意が必要です。
毎日35度を超える猛暑日が続いているので、どうしても氷のたっぷり入った飲み物や、アイスを口にしがちですが、身体の内側と外側の温度差があまりにも大きいと、身体は生命維持や内臓の働きを最優先にどんどんエネルギーを消耗してしまいます。

例えば雪の降るような寒い日であっても、皆さんのおしっこが冷たいということはないと思いますし、どれだけ冷たい飲み物を飲んでも、お手洗いで排出されるものは体内温度に近いものになっていると思います。
それは上記の理由から、身体の中でエネルギーを燃やしているからで、冷たい飲み物を飲み過ぎると夏バテになってしまう人は(胃液が薄まり消化能力が低下することもありますが)、冷たい飲み物で必要以上に自分の体内を働かせてしまっている場合があります。

必要な熱中症対策をしつつ、食事の際には温かいお茶やお味噌汁(水分、塩分、ミネラル、たんぱく質の摂取が出来、具材を工夫すれば立派なおかずになります)をいただくと、この夏を元気に過ごせるのではないでしょうか?

発表会まであと少し!
体調を整えて、元気にレッスンに参加して、楽しい本番をむかえられるようにしていきましょう。(木村)