こんにちは、池上校講師の木村美那子です。
先日の幼稚園訪問から数日が経ち、また何名かの体験レッスンへのお申し込みをいただいております。
「ひとりだと不安…」という方も、同じ幼稚園や、ご近所のお友だちと一緒なら、より楽しく体験レッスンに参加出来るかもしれません。
どうぞ皆さまお誘いあわせの上、ご来校くださいね。
こちらのお写真は、土曜日10:00からのベビークラスの様子です。
彼女たちは住んでいる地域も、幼稚園も、レッスンを始めた日もばらばらですが、いつの間にか、小さい頃からの幼なじみなのではないかと思うほど、しっくりきている雰囲気となりました。
もちろん会話のきっかけとして講師が間に入ることもありますが、そのコミュニケーションの様子は親鳥とヒナの関係ではなく、講師と生徒、時には一人の人間同士のそれであり、日に日にバレエだけでなく、コミュニケーションの面でも子どもたちが少しずつ成長しているのを感じます。
ヨーロッパでは子どもは「小さい大人」として扱われ、子どもであってもマナーを守るように心がけ、意見を訊かれたり、その子の出来る範囲で「お仕事」とは言えないまでも「何か人の役に立つこと」を実施出来ることが好ましいとされています。
ですが、これは先の投稿でもお話したように、子どもたちが現実の大人と同じ立ち位置に在る、ということではありません。
あくまでも「<小さな>大人」であるということを、私たち大人が忘れず、子どもたちの努力に寄りかかることのないように気を付けなければなりません。
その一方で「わたしがちっちゃかったころね」と話す子どもたちには、「まだまだあなたたちはちっちゃいよ！」とほほえましく思いつつも、確実に大人になるためのたくさんの可能性の種が秘められていることを感じますから、レッスンを通じてバレエの練習はもちろんのこと、ひとりの「小さな大人」としても成長出来るようなレッスンを手渡していきたいと思います。(木村)
