こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

木村はクリスマスやハロウィーンなどのイベントの際にお菓子を作るのですが、お菓子やお料理をする時に大切なことは「材料をきちんと用意すること」です。

例えば、このクッキーで考えてみましょう。
材料は小麦粉、お砂糖、バター、卵、ベーキングパウダーといたってシンプルなものですが、まずはそれぞれの材料を計ること、そしてきちんと調理の出来る状態にしておくことを心がけるかどうかで、その後の出来栄えが変わって来ます。





ではここで簡単お菓子教室を。
小麦粉はベーキングパウダーとあわせてふるいに2回かけておき、卵やバターは室温に戻しておきます。
バターが柔らかくなったら泡立て器を使って空気を含ませるように混ぜて、そこにお砂糖を少しずつすり混ぜてペースト状にします。
そこに溶いた卵を数回に分けて入れて、バターがだまにならないように混ぜたところに小麦粉を入れて、練りすぎないように混ぜていきます。
30分~1時間ほど冷凍庫で寝かせたら、型で抜いて170度のオーブンで15分ほど焼いて出来上がり!

木村は甘味を控えたいので、お砂糖を半分くらいにしたいのですが、お砂糖を減らしてみたところ、味は大丈夫だったのですが食感などの出来栄えがあまり良くありませんでした。
その後で調べてみたところ、お砂糖は甘くするだけではなく、水分量の調節をしたり、食材同士を結びつける役目もあるそうです。
(またある日、間違えてお砂糖よりも先に卵を入れてしまったところ、バターと卵が馴染まずに、慌ててお砂糖を混ぜこみましたが、なかなか生地にならずに焦りました。)

お菓子の作り方のお話をしてきましたが、バレエのレッスンもお菓子作りやお料理と繋がっている部分が多くあります。

バレエはくるくると回ったり、高く脚をあげたり、大きくジャンプをする様子や、トゥシューズで爪先立ちになる様子を思い浮かべたり、憧れたりするかと思いますが、そこに至るまでにも丁寧できちんとした準備が大切です。

お菓子であれば「失敗した~」で終わるかも知れませんが、人間の身体では「失敗」は「けが」にも繋がりますから、材料である身体の準備や、手順を間違えないことを心がけてレッスンを進めていく必要がありますし、その手順にはひとつひとつ理由があることを理解して身に付けて行ってほしいと思います。(木村)

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