こんにちは、池上校講師の木村美那子です。
松の内も過ぎましたが、まだまだ子どもたちは冬休みが続いています。
そのような中でもレッスンはカレンダー通りに再開しました。
2週間の冬休みの間に、少し子どもたちの身長も伸びたような…？お話の仕方や、お友だちとの関わり方、思いやりや、考え方(thinking)、トライの仕方にも少しずつ成長が見られて、嬉しい限りです。(英語でlet's try!と声がけしたり、フランス語でon y va!と声がけをして、自発的な取り組みを促すようにしています。)
新学期初日のレッスンでは、身体に負担をかけず、またその一方で心身に刺激を与え、スイッチを入れられるようなワークをチョイスして行いました。
昨年までの課題や、これからの目標など、少し先のことを考えながら行った初日のレッスンですが、子どもたちの伸び代にはいつも静かなわくわくがたくさん詰まっていて、指導をするこちらの方が楽しくなってしまうほどです。
出来ないことから目を背けないことも大切ですが、子どもの場合はまだまだ「これから」学ぶことや、訓練していくことの方が多いので、出来ることや、出来そうなことを大切に見守りながら、時に必要な分だけの手助けや導きを手渡していけたらと思います。
放っておくのではなく、道筋を全て用意するのでもなく、人生の先輩であるからこそ、答えは始めからひとつに決まっているのではなく、たくさんの可能性から導き出したり、掴みとったり、与えられたりしていくことを念頭において、子どもたち「本人」にとってのベストに出会えるようにすることが大人の役割と考えて、多少遠回りをしても子どもたちがバレエをはじめとして「より良いもの」にむかえるようにしていきたいものです。(木村)
