こんにちは、池上校講師の木村美那子です。
先日、土曜日クラスに3人の生徒さんが入会されて、レッスンかだんだんと賑やかになってきました。
この日は欠席の生徒さんもいましたが、その生徒さんも含めて全員体験レッスンの際には一緒にお稽古を受けていたので、すでに全員顔なじみの状態になっていますから、クラスが始まればすぐにお隣に座ったり、手を繋いだり、おしゃべりをしたり、とすっかり仲良しに。
「今度○○ちゃんが来たら、ここに並ぼうね！」と子どもたち同士でその日欠席していたお友だちのお話をしていた姿に、ほっこりしましたし、とても嬉しく思いました。
防犯の面や、教育方針の干渉を控えるという面から、人と人との距離感が遠退いてしまったように感じる昨今。さらに新型コロナウイルスの流行で、触れ合うことへの遠慮やマスクの着用が余儀なくされて、コミュニケーション能力の低下も心配されています。
習い事やスポーツも個人で出来るもの、自宅でオンラインでに出来るものに目が向いているというお話も聞きますが、子どもたちに必要なことはテクニックや資格よりも、まずはリアルな体験とチャレンジ、そして温度の感じられるコミュニケーションなのではないでしょうか。
同じ内容であったとしても、その鼓膜を震わせる先生やお友だちの声、レッスン曲、手を繋いだそのぬくもりや、タッピングの効果…
それらはオペレーションとして実施されている場合と、親しみや信頼をもって、または楽しいと感じて行われている場合とでは、その受け取り方だけではなく、その効果までも変化がみられるということです。
まだまだコロナ対策やインフルエンザ対策の手を緩めることは出来ませんが、出来るかぎり子どもたちが温度感のある体験を出来るようなクラスを提供してまいりたいと考えております。(木村)
