こんにちは、池上校講師の木村美那子です。
みなとシティバレエ団附属の2校目のバレエスクールとしてスタジオがオープンしてからまだ半年も経っていませんが、在籍する生徒さんの顔つきや心身の成長には目を見張るものがあります。
「先週とお顔が違う!」と感じるのは、単に成長したからだけではなく、レッスンに対する気持ちのあらわれなのかもしれませんし、また「先週まで出来なかったのに、今週出来ている!」という嬉しい驚きは、講師にとってもエネルギーとなります。



子どもたちは本来進化したい・深化したいというエネルギーを持っているので、その興味・関心のアンテナをいかに刺激するか、そして子どもたち自身が「どのように」取り組みたいと考えているかを考えて、レッスン中の声がけをしています。
手取り足取りすべての情報を大人が先に子どもたちの目の前並べてしまっては、子どもたちの希求するエネルギーを削いでしまいますし、かといって大人が何もしないのでは経験値の少ない子どもたちは「<何か>を得たいけれど、その<何か>が分からない」状態で放っておかれることになります。

子どもたちがある取り組み方で進ませたい!とエネルギーを使っている時には、あえて講師は声をかけないこともあります。
一生懸命に子どもたちが物事に取り組んでいる時に、「○○をもっとこうして!」とか「○○が出来ていないよ」と注意や(大人目線の)アドバイスをぶつけることは、自然なエネルギーの発生をせき止めることにもなってしまいますし、時に「頑張れ!」、「良いよ!」、「出来てるよ!」というような、一見ポジティブな声がけですら、子どもたちの取り組みの邪魔になる場合もあります。

指導をする立場から言えば、また大人という経験値のフィルターを通して見れば、言いたくなることも、「見えている」こともありますが、子どもたちは「大人の作品」として「造形」されるのではなく、「成長」の過程にある「一人の人間」ですから、大人として、また講師として、たくさんの視点・観点を持ち、必要な時に必要な声がけをすることを心がけてレッスンしております。(木村)

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みなとシティバレエ団

Academy of Minato city ballet