こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

ベビークラスの該当年齢は3才~4才(バレエを始める時期や、早生まれ・遅生まれなど状況によって講師が調整する場合もあります)ですが、自分でやってみたい!という気持ちを大切にしています。

バレエバッグにはレッスンの用意の他に、水筒などが入っているので、小さい子どもたちには少し重たい時もあります。
ですが、自分で水筒をバッグにしまい、またその重たいバッグを更衣スペースの出来るだけ高い棚に乗せることがブームの彼女たちにとっては、お片付けすら「わたし、できる!」のための大切な時間なのです。



大人がすべてを手助けしたり、「早く!早く!」と急かすことは簡単ですが、子どもたちのトライする姿勢や、その達成感は、たとえ大人にとっては小さなことであっても、子どもたちにとってはきらきら輝く宝物のひとつになると考えています。
講師たちは安全に子どもたちがトライ出来るように気を配りながら、時には「先生がお手伝いした方が良ければ言ってね!」と声をかけながら、子どもたちの小さなトライを見守っています。



大人ですら何かトライする時には失敗することもありますから、心身ともに発展途上の子どもたちが「しまった!」となることは当たり前です。
子どもたちにとっての「しまった!」が、次のトライを導くものになるように、そしてトライ&エラーを繰り返しながら、より良い自分に自身を向上させられるような環境作りを心がけています。

バレエは技術面において、その出来・不出来についてはシビアなものがあります。
そのシビアさゆえに、導き出されるたったひとつの正解が、国の違い、言葉の違い、文化の違いを乗り越えて、多くの人があたたかく「その場・その時」を共有出来る「世界共通言語」とでも言えるようなつながりをもたらしてくれるのです。

ですが、その「たったひとつの正解」のために、子どもたちの柔らかい心を型にはめ込んでしまったり、過度な不安を抱かせてしまっては、「世界共通言語」としてのバレエを可能にする「あたたかさ」や「つながり」の感覚は閉じこめられてしまいますから、その部分でも丁寧に見守って行きたいと考えています。(木村)

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