こんにちは、池上校講師の木村美那子です。
本日はベビークラスに体験レッスンのお子さまが、お母さまと一緒にいらっしゃいました。
体験レッスンの際は、レオタード・タイツ・シューズの貸し出ししもしているのですが、ウェアの着用はしない!と言うお子さま…どうしたのだろう?と思っていたら、レッスンのためにすてきなピンク色のスカートを準備してきたとのことで、「なるほど!」とそのスカートに貸出用のバレエシューズでレッスンに参加する運びとなりました。
子どもたちの暮らす世界は、ご家庭と幼稚園や保育園、あとは顔見知りの方々のいらっしゃるご近所くらいの範囲かと思います。
そのような世界で過ごしてきた子どもたちが、急に知らない建物に入って、はじめましての先生やお友だちとレッスンをする…これは子どもたちにとって、大きな刺激となると同時に、(どれだけ楽しくても)少なからずの負担があるかと思います。
特にこのコロナ禍で「三密」が制限されてからはなおのこと、新しい環境に飛び込んだり、はじめましての大人と会うことも少なくなっているかと思いますから、お迎えする講師も「バレエとの出会いが良いものになりますように」と思うと同時に、「まずは今日のこの時間が<楽しい>ものになりますように」と思っています。
本日体験レッスンに参加されたお子さまは、スタジオに入って来た時からにこにことすてきな笑顔が印象的で、バレエシューズを履いた瞬間に小さなバレリーナに大変身!
みんなと一緒に走ったり、ストレッチをしたり、すっかりクラスの一員のようでした。
このくらいの年齢では、弟さんや妹さんが生まれたばかりのお家も多く、赤ちゃん返り中のお子さんも少なくありません。
赤ちゃん返りは無理に我慢させたりするものではありませんし、時が来れば自然と落ち着いてくるものなので、こちらも保護者の皆さまと連携しながら、レッスンの環境を整えたり、バレエのワーク以外でも子どもたちの目が広く外を向くような取り組みをしています。
初めての習い事として「バレエは敷居が高いかも…」と思っていらっしゃる方も少なくないかと思いますが、ぜひ一度、池上校スタジオへ足をお運びください。
もしかすると、逆に「これでバレエになっていくのかしら?」と思われる人もいるかもしれないほど、様々なワークやお歌、手遊びなどが詰まった50分になっています。
これらのワークに親しんでおくことで、ゴールデンエイジと呼ばれる小学校高学年の年齢で、身体能力を成長させる準備をしているので、ベビークラスでのワークをご家庭でも楽しく継続していただけたら、なお良いですね!(木村)