こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

先週はお休みだったベビークラスの生徒さんが、2週間ぶりに、元気な様子で池上校スタジオにやって来てくれてひと安心しましたし、保育園のイベントで製作した工作をたくさん見せてくれて嬉しかったです。

子どもたちの成長は本当にはやく、特に夏の間には身長が伸びたり、筋力がついたり、おしゃべりが上手になっていたり…と、毎回レッスンで会うたびに驚かされることばかり!
ベビークラスでも、お休みを挟んだにもかかわらず、生徒さんがこれまでのレッスンで取り組んだ内容をきちんと覚えていたので、欠席分を取り戻せるほどの密度の高いレッスンを行うことが出来、またこれからのレッスンが楽しみになりました!





バレエの世界ではかつて「1日休むと自分に分かり、2日休むとパートナーに分かり、3日休むとお客さまに分かってしまう」という言葉がありました。
ですが、この言葉の真意は、単に「毎日レッスンをすれば良い」ということではないのではないか?と考えています。

もし毎日、稽古場に来ていたとしても、きちんとレッスンに取り組まなければ「来ただけ」になってしまいますし、真面目にレッスンに取り組んでいても、これまで先生にいただいたアドバイスを忘れてしまったり、次のレッスンでトライしなければ「身体を動かしただけ」になってしまいます。
また少し上手く出来たことや、ほめられたことに安心してしまって、次の課題に挑戦することを怖がってしまっては「現状維持」になってしまいます。

またどれだけレッスンを重ねてバレエが上手になったとしても、立ち居振舞いや言葉づかいなどが「バレリーナ」、「バレエダンサー」に相応しくなければいけませんから、先の言葉の真意は「レッスン」に限らず、「バレエに向き合う人としての訓練」を休んではいけない」というものではないかと考えています。

バレエは身体を使って音楽や物語を表現する芸術ですから、自身の体調管理(栄養や休息の知識)はもちろんのこと、音楽をはじめとした芸術一般への興味を持つこと、歴史の学習や、現在私たちが暮らす世界に関心を持ち「当事者」として関わること…などなど、大切な訓練が多くありますね。





レッスンを通じて、それぞれの年齢や興味関心に見合う、それらの学びについても手渡して行けたらと考えています。(木村)

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