こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

前回の投稿に引き続き、今回はスタートしたばかりのプレエレメンタリークラスについてお伝えしてまいります。

基本的に池上スクールも三田スクールも、細かく年齢別のクラス分けをしておりますが、特に木村のクラスでは、必要があれば、年齢の他にも心身が「今、どのような状況なのか?」、「今の成長の速度はどのくらいか」などをきちんと確認して(他のスクールでバレエを習った経験があればその習熟具合もチェックします)、最適な所属クラスをご提案することがあります。
それは、特に子どもたちの成長は、学年だけでは計れない、十把一絡げに出来ない部分があるからです。
バレエを習うということが、単なるアクセサリーのひとつではなく、子どもたちの心身の成長に深く関わるものであることを忘れずに、また小さな子どもたちであってもバレエという芸術に携わることであることを忘れずに、丁寧に一歩ずつ進んでいけるようなレッスンを提供してまいります。

さて今回の記事では、プレエレメンタリークラスから始まるバーを使ったレッスンの様子を少しだけご覧いただきましょう。



バーを含め、道具を使うということは、その道具に責任を持つということでもありますから、小さくてもその道具の準備を自分で行い、またその使い方や注意事項などのルールやマナーを学び、守っていくことをしっかりと覚える必要があります。

これは自転車に乗ることや、車の運転免許を持つことと似ているかもしれません。
より遠くまで、より楽に、より速く移動することの出来る、これらの乗り物ですが、だからこそルールやマナーを学び、そして守らなければ、自分自身がけがをしたり、他の人に迷惑をかけてしまうこともありますね。

バーに掴まることで、「より良く立つ」ことの補助をしてもらえたり、安定して身体を働かせることが出来たり、難しいことにもトライ出来るかもしれませんが、だからこそバーに頼りすぎないことも大切ですし、バーと自分との関係性を理解して使うことを忘れてはいけません。

プレエレメンタリークラスでは、その使い方やルール、マナーを少しずつ身につけること、そしてその学びの中で身体的に「より良く立つ」ことと、精神的に「きちんと立つ」ことを目標にしています。

この日、初めてバーに掴まってワークを行った生徒さんも、はじめのうちはこのお約束を徹底していくことに窮屈な思いをするかもしれませんが、バーに対して丁寧に心を込めて向き合うことで、小さなバレリーナとして心身の成長を得ていくことが出来ればと思います。(木村)

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