こんにちは、池上校講師の木村美那子です。
「戻り梅雨」とでも言うのでしょうか？不安定なお天気が続いていて、体調とともに、心の調子も整えることの大切さを改めて考えさせられますね。
特に睡眠時間の確保とミネラル補給は身体だけでなく、心にも影響を与えますので、生活サイクルを整え、量よりも質の良い食事を心がけましょう。(小さいお子さんはなおのこと、日々の生活や出来事、そしてお天気や気圧にも影響を受けることがあります。)
さて今週のベビークラスに大変ご機嫌でやって来てくれた生徒さん、たくさんのワークに取り組むことが出来ました！
これらのお写真を見て、全てがどのようにつながっているか、をパッと分かる人はいますか？
これまでもお伝えしてきましたように、バレエでは「正しく立つ」ことが大切で、それが「品格」や「美しさ」につながると考えられています。
ですが、その「形」にはめ込むことそのものを目的にしては、運動性の低下や、複雑な動きに対して「キャッチする能力」が育たなくなってしまいます。
それではゴールデンエイジと言われる、心身の著しい機能向上が期待される年齢になっても、「一から十まで」「手取り足取り」教わらないと動けない…ということになりかねません。
「一から十まで」教わるということは、運動が運動としての役割を果たしていない、ということになり、ひとつひとつの動きの習得に必要以上の時間がかかってしまいますから、今のうちから全身運動や、身体の末端まで感覚出来るアンテナ、それらをコントロールするための体幹を「楽しみながら」育てていければと思います。
通常クラスの受講はまだ3回目の生徒さんも、「楽しみながら」少しずつ心身を育みながら、ゆくゆくはバレエの楽しさだけでなく、バレエの厳密さや、その課題に向き合い、乗り越えることで得られる達成感なども経験していってくれたら嬉しいです。
池上校はお盆の8月13日(土)を除いて、夏休みも通常レッスンを実施しておりますから、ぜひ一同池上校スタジオに足をお運びいただき、レッスンを体験していただければと思います。(木村)
