こんにちは、池上校講師の木村美那子です。

不安定なお天気が続いていますが、気温がほどよいものであったとしても、湿度が高かったりして、ご自宅でもエアコンを継続的に使用しているご家庭も多いのではないでしょうか?
夏休みを目前にして、すでに夏バテのような感じで「だるさ」や「疲れ」の見える人が多くなってきましたので、今回は簡単に出来る夏バテ対策を、キッズスポーツを含めた食事の面からお伝えいたします。

もちろん規則正しい生活や、エアコンの適切な使用、少し汗ばむくらいの運動などもありますが、今回ご紹介するのは「お味噌汁」です。



皆さんは、朝食に何を召し上がりますか?
夜遅くまで起きていたり、夜中に何かを口に入れてしまう、などという良くない生活を繰り返さない限り、人間の身体は自然と夕ごはんを消化して、眠っている間に身体のダメージの修復や、記憶の整理や、お子さんの場合は身体を成長させることにエネルギーを使い、翌朝にはエネルギー不足の状態で目覚めるように出来ています。

もし朝食が食べられないとしたら、それは生活のサイクルの問題なのか、健康上の問題なのか、きちんと確認することが大切です。

先に示したように、夜遅くまで起きていたり、だらだらと食べていると、消化する時間が足りなくて、空腹になるまでの所に至らないので、その生活サイクルを見直す必要がありますね。
まずは予定を詰めすぎていないか、また休息のための時間と、だらだらする時間を逆転させていないかを確認して、「効率的」ではなく(効率だけを求めると心が貧しくなりますから)「丁寧な」「きちんとした」生活を心がけましょう。

また「食養生」という言葉がありますが、何を食べるか、いつ食べるか、誰と食べるか、を大切にすることも健康に繋がります。
車を走らせるにはガソリンや電気をチャージしなければ、どんなにアクセルを踏み込んでも前に進まないのと同じように、まずは食べないことには身体を動かすことは出来ません。ですが、もし車が故障していれば、どれだけ質の良いガソリンをチャージしても、それを燃やしてエネルギーにすることは出来ません。
身体を作る食事でもありますが、食事を摂るためには身体を整えることも大切ですから、どうぞ生きることや生活することに心を込めてくださいね。

さて「お味噌汁」ですが、アスリートや身体を使うアーティストやパフォーマーにとって、手軽でありながら嬉しいポイントがたくさんつまった一品となっています。

まずは水分を補給出来ること。
「お水を飲むことが大切なのは分かってはいるけれど、味がついていないと飲みにくい…」という人でもお味噌汁ならお出汁やお味噌、そして具材の「旨味」に助けられて、乾いた身体に水分を届けることが出来ます。
ちなみにお味噌汁の塩分濃度は、スポーツドリンクと同じ位ですから、糖分の多すぎるスポーツドリンクをがぶ飲みするよりはお味噌汁を上手に取り入れると良いかと思います。(過度な糖分は逆に疲労感を高めることがあります。)

そして必須アミノ酸の摂取が出来ること。
お出汁に含まれている「旨味」や、大豆から出来ているお味噌のたんぱく質などからアミノ酸を摂取出来、また発酵食材の味噌にはカルシウムやビタミンも含まれているので、身体の調子を整えることが出来ます。

そして「何を入れても大抵おいしく出来上がる」ことも大切です。
お料理の苦手な保護者の方や、「栄養に詳しくなくて…」という方も、お野菜を中心に実験をするつもりで、思い付いた食材を投入してみましょう!きちんと火が通れば、大抵おいしく出来上がると思いますし、お子さんも「今日は何のお味噌汁かな?」とわくわくした気持ちで、テーブルに向かうことでしょう。(木村)

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