こんにちは、池上校講師の木村美那子です。
先日の投稿に引き続き、今回はお家で遊びながらトライ出来るキャラクターダンスのステップをご紹介いたします。
周りにテーブルや戸棚など、ぶつかりそうなものが無いことを確認してからやってみましょう。
もちろん「東京音頭」に正しい形があるように、キャラクターダンスにもそれぞれ決まったポジションやムーヴメントが在りますが、お家ではまず楽しく動いてみることの方が大切です!どんどんトライしてみてくださいね!
まずは「くるみ割り人形」から「トレパック(ロシアの踊り)」です。
「キャラクターダンスへの導き」の1回目には、みなとシティバレエ団のきれいに揃ったお写真がありましたが、チャイコフスキー作曲の三大バレエの中でも、耳馴染みのある曲が多い「くるみ割り人形」。
その中の「トレパック」の音楽は、「トレパック」という言葉を知らなくても、聴いた瞬間に「これ、知ってる!」となると思います。
映画が好きな人はマコーレ・カルキン主演のコメディ映画「ホームアローン」でも聴いたことがあるのではないでしょうか?
今回取り上げたのは「トントントン!トントントン!」のリズムが楽しいジャンプと、目が回りそうな駆け足です。
ジャンプの練習は、分かりやすいように床にリボンで線を引っ張ったり、飛び越える目標を置いておくとやりやすいかもしれません。
その目標を左側から右側へ「右足でまたいで、左足・右足と足踏み」、今度は右側から左側へ「左足でまたいで、右足・左足と足踏みを」リズミカルに繰り返します。
「ゴム跳び」で遊んだことのある人や、「いるかはざんぶらこ」で身体遊びをしたことのある人は、分かりやすいかもしれません。
この左右へのジャンプをする時に、手を腰にあてた「ハンド・オン・ウエスト」にしたり、写真のように前腕を重ねておくと、よりそれらしくなりますね。
もうひとつの駆け足は、駆け足をしながら(もちろん進みますよ!)ぐるぐる回るというものです。
出来れば駆け足1歩につき1/2周ずつ回れると、軽やかに、そしてリズミカルに見えますが、まずはとにかく動いて楽しんでみましょう!
外遊びや身体遊びを「自発的」に行う機会が年々減っているからか、三半規管のコントロールや、それに伴う姿勢制御のための筋力や操作性の低下が問題視されて久しいですが、音楽に合わせて楽しく身体を動かしながら、それらを向上させることが出来たら良いですね。
池上校では、特に小さいクラスでこのようなダンスの要素を取り入れながら、身体能力などを向上させるレッスンにも取り組んでいます。
バレエはポジションやムーヴメントを正確に学んでいく必要もありますが、それらはすべて身体性や運動性、操作性の上に成り立つものですから、まずは難しいことを考えず、楽しく動いてみましょうね。
そして、この動きは大人になってからの方が難しい場合もあります。どうぞ保護者の皆さまも、お子さまと一緒に踊ってみてくださいね!(木村)
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