こんにちは、池上校講師の木村美那子です。
ホームページのタイムテーブルを見て「あれ?」とお気付きの方、大正解です!
土曜日クラスでは時間帯を変えて、ベビークラスが2回実施され、またプレエレメンタリークラスの2クラス目はその次のエレメンタリー1クラスと合同になっていますね。
このタイムテーブルには木村のこだわりがあるのです。
先の投稿で幼少期に、手のひらや足の裏など感覚器から刺激を入れることの大切さをお伝えしましたが、この時期の子どもたちは「手をかけ」「気にかけ」「声をかけ」ることが、とても大切です。
神経系の発達にも大きく関わることですが、何よりも社会の一員として人の温かさを学び、コミュニケーションを学び、人との距離感を学びながら、バレエを学ぶための前向きでオープンな姿勢を育んでいきます。
バレエはたった1人のプリマバレリーナが踊るわけではなく、たくさんの仲間たちと作品を作り上げ、また多くのスタッフさんのお力を借りて舞台をお届けします。
個々人の性格は個性として尊重されるべきものですが、人とのやり取りをより良くしていくための社会性もバレエには必要ですし、その人々との間で醸される雰囲気は、空気を伝わるように客席へも届くのではないかと考えています。
そのためにも身体のことだけでなく、柔らかい心を持っている子どもたちのクラスでは、大人数を「十把一絡げ」にレッスンするのではなく、「たった一人のあなた」と丁寧にレッスンすることで、自己肯定感を高めながら、ゆくゆくは自発的に自分の課題と向き合い、取り組めるお子さまへと成長していただけたら…と思います。
新生活の始まったこの時期、新しい出会いがありますことを、心より願っております。(木村)
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