池上道場奮闘録

池上道場奮闘録

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試合から日が経ってしまいましたが、池上道場も第四回東京都大会にて入賞者を出すことができ直轄道場としての成績を収めることができました。
日差しが強く、ふらっとするような暑さも嘘のように最近は冷房より窓を開け扇風機で室内の空気を循環させた方が涼しい日が続いています。
学生はこれから合宿に精を出し、後期に控える大会や昇段へと準備する事でしょう。
高校生以下の子どもたちは残り少ない夏を目一杯楽しむ傍ら、宿題に頭を悩ませる日が続いてるかもしれません。
全盛期に比べると少人数になり、「人がいないから面白くない」という声も耳にします。
学年によっては練習相手がいないから他の道場に移籍して、より強い相手と防具練習をしたいと思うでしょう。
けれど、中学生くらいまでは防具よりも地味ですが「基本稽古」をしっかりとやった方がいいと思うのが私です。
大学拳法に移行すると、練習の比重が基本より防具に傾く傾向にあります(大学の指導者、先輩、世代によりますが)
基本的な事が「当たり前」にできるレベルまで昇華できていないのに、それ以上の技術を求めるのは違うのではないかと最近思います。
基本ができていれば選択肢は増え、時間はかかりますが得手不得手がわかります。
そこから得意な事は研鑽し、不得手なことは長い時間かけて弱点にならない程度に鍛えればいいと思います。
最近指導していても「(言われたことが)苦手だからできない」「言われたとおりに出来ないから、やらない」と言う子がいます。
わからなくはないのですが・・・。
いきなり試合で試すのではなく、まずは普段の防具練習の中で試すことから始めてみましょう。

今年も折り返し、五輪も終わり、残す試合も数える程度。
コーチとして、まずはきちんと練習に顔を出すことからやり直していこうと思います。