━━━2023/3/19━━━━━━━━━━━━



こんにちは!池田貴将です!

本日は
『ビジョナリーカンパニーが教える成功の掟「BHAG」』
についてお話しします。

成功する企業が立てている目標は、「BHAG」と呼ばれるものです。


BHAGとは、世界的なリーダーシップの権威ジム・コリンズが提唱した
卓越した企業が立てている「社運をかけた大胆な目標」という意味です。


ジム・コリンズは、合計6000年分の企業史を研究し、
ビジョナリーカンパニーは「BHAG」を立てていると発見しました。


社運を賭けた大胆な目標を立て続けているって、
どういうこと? 危ないんじゃない?


これをきちんとお伝えすると、1泊2日くらいかかってしまうのですが、
今回は、企業リーダーの方々が目標を立てる時のヒントになればと、
ポイントとなることをお届けします。


BHAGの1つ目のポイントは、
「思わずひるむような高い目標」ということです。


ただの高い目標ではなく、立てた時は、その高さに思わずひるんでしまうようなもの。
しかし、社運をかけて全力でやれば、できないことはない、と思えているものです。


BHAGの2つ目のポイントは、
「自社の強み」に基づいている、ということです。


BHAGはとても高い目標ですが、自社の人たちは「できないことはない」と思っています。
それは独自の強みや顧客が求めているものに基づいて、目指すものを決めているからです。


BHAGの3つ目のポイントは、
「社内が熱狂する」ということです。


ビジョナリーカンパニーは、熱狂した文化をもっています。
価値観が合う人たちにとって最適な場所であり、
価値観が合わない人たちにとっては最悪な場所になるくらい、
「特定の考え方」に熱狂しているのです。


BHAGは、まさにその熱狂を促進します。
大胆な目標が、さらに社員たち、チームメンバーたちの熱量を上げ、
価値観が合わないメンバーたちを排除していくのです。





BHAG4つ目のポイントは、
「あらゆるものを変更する原動力になること」です。


ビジョナリーカンパニーたちは、
創業スピリット以外は、ことごとく変更させていきます。


創業以来、続けている慣習などというものにこだわらず、
BHAGを実現するために、あちこちにメスを入れることが可能になるのです。


BHAG5つ目のポイントは、
1つのBHAGを実現したら、即座に次のBHAGを目指す弾みになること。


1つのBHAGを実現したら、その勢いが更なるBHAG達成へとつながります。
こうして、次々に高い目標へ、疲れ果てることなく進化していくのです。


つまり、「目標」とは、
文化や、強み、人材採用・育成、組織変革、価値観など、
組織全体にポジティブな影響を与えるものなのです。

少しでもヒントになれば幸いです。

池田貴将

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