━━━2022/8/3━━━━━━━━━━━━
こんにちは池田貴将です!
本日は
『活躍の2つの車輪:「手順」と「目的」』
についてお話しします。
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■ 活躍の近道は「目的」と「手順」を“いつ”使うかを知ること
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「何のためにやるのか」という
“目的”を明らかにすることは、とても大切です。
しかし、常に“目的”が“モチベーションアップ”につながるとは
限らないので注意が必要です。
ある研究の中で、参加者に「簡単な作業」をしてもらいました。
Aグループは、「作業の目的」を考えてもらいます。
Bグループは、「作業の手順」を考えてもらいます。
すると、どちらの方がモチベーション高く
作業を行なったでしょうか?
結果は、
「手順を考える」ひとたちの方が行動力は高かったのです。
簡単な作業をするときに、
「なんのためにこれをやるのか?」と考えていたグループよりも、
「どういう手順でこれをやるのか?」と考えていたグループの方が、
よりたくさんの作業を、より早く行ったのです。
難しくないとわかっているのに、やる気が出ないとき、
それはあなたが
“めんどくさがり”だとか“行動力がない”のではなく、
「何のためにやるのか?」を考えてしまっていたからかもしれません。
「なんだ!やっぱり常に手順や計画や
to-doリストをつくればいいのか!」
と思われた方は、ちょっとお待ちください。
常に、手順が良いとは限らないのです。
別の研究では、参加者に「難易度の高い課題」をしてもらいました。
Aグループは、「挑戦する目的」を考えてもらいます。
Bグループは、「課題の手順」を考えてもらいます。
すると、
今度は、「目的」を考えていたグループの方が
モチベーションは高かったのです。
だから、大きな目標や挑戦を前にして、
具体的に行動すべき「to-doリスト・計画」を出そうとしても、
やる気にならなかったり、行動する気が湧かなかったり、
することがあったのかもしれません。
でも、本当は難易度が高いために
「目的を考える」ということが必要だったのかもしれません。
手順が効果的だったり、目的が効果的だったり、
ちょっと混乱しそうですね。
これは一体どういうことなのでしょうか?
ポイントは、
●「手順が効果的か」
それとも
●「目的が効果的か」は、
取り組むものの「難易度」によって変わるのです。
「難しいな」とあまり感じていなければ、
手順を明らかにする方が行動力はアップします。
一方、「難しいな」と感じているならば、
目的を明らかにする方が行動力はアップします。
「難易度」によって、
「手順を使う」か「目的を使う」かが分かれるのです。
ここをぜひ押さえておいてください。
また、
難易度は、その人のスキルや能力や経験によって変わります。
ある人にとっては、簡単なことも、
別のひとにとっては難しいこともあります。
大事なのは、
「あなた自身が“難しい”と感じているのか?」ということです。
ある課題があったとき、
上司にとっては簡単なら、「計画・手順」をつくればいいでしょう。
でも、部下にとってそれが難しいなら、
必要なのは「目的」です。
Q1:(難しくないもの)
あなたにとって、面倒だったり、
退屈だったりすることは何がありますか?
Q2:(難しいもの)
あなたにとって、挑戦的なものは何ですか?
まとめますと、
簡単なことほど、丁寧に手順を明らかにする。
難しいことほど、焦らずに目的を明らかにする。
(そして、目的を明らかにしたあとに、
できそうだと思うサイズに分解します)
とてもとてもシンプルなことですが、
絶大な威力を発揮するパワフルな方法です。
少しでもヒントになったら幸いです。
池田貴将
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