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本日は
『達成する人と達成しない人の差』
についてお話しします。

ある人が、ダメでしょ、という状況でも、
別の人が、いいんじゃないでしょうか、

と言うこともあります。

ある人が、もういいんじゃないかな、という状況でも、
別の人が、まだまだもっといかないと、

と言うこともあります。


僕は今までそれを気合いや根性や、
意識が高いとか、あの人は能力が高いとか、
そういうものだと思っていました。


しかし、実際は違いました。

アメリカに渡り、アンソニー・ロビンズのセミナーに
参加した冒頭5分、アンソニーはその理由を説明しました。


「うまくいく人と、そうでない人はなにが違うのか?
 それはたった1つ、基準だ 」


自分がなにを良しとし、
なにを悪いとするのか、

自分がどこまでやり遂げると決め、
どこまではまぁいいかと思うのか。


そのラインを引く場所が大事なのです。


たくさんの人たちと接していると、
「こうなったら最高です!」というのは、
やり遂げる人もやり遂げない人も一様に言っています。


スタートする前は、みんな大志を抱き、
やりたい夢をもち、それに向かって意欲満々です。


「こうなったら最高」というのは、
理想のイメージであり、望む姿。


なにを描くかでは、なかなか差がつきません。
大きなことを描く人は多いからです。


大きなことを描いて、やり遂げる人と、
そうでない人が現れていきます。


やり遂げる人は、
続々と現れてはやり遂げていきます。

やり遂げない人は、
だいぶ昔から大きなことを言っているのだけれど、
どんどんと追い越されていきます。


それは基準が違うからなのです。


「こうなりたい」というのは、
基準ではありません。夢や理想です。


基準とはなにか?
基準はどこで現れるのか?


それをまじまじと観察しつづけ、
気づいたことをメモしつづけ、
研究しつづけて、分かったことがあります。


基準は、なにを目指しているかという
未来には現れない、ということです。


「最低限どこまでやらなければならいと思っているのか」

に現れるのです。


最高に現れない。
それはみな高いのですから。


基準は、最低限に現れるのです。


成し遂げる人は、
今ここで「最低でもここまではやる」
というものが突き抜けているのです。


言い訳をしないとか、行動力があるとか、
イメージする力が高いとか、
それらはすべて基準を高める手段にしかすぎません。


疲れていても、大変でも、めんどくさくても、
つらくても、気にならない。


「最低でも守りたいもの」を守れないと、
自分が最低な存在のように感じるからです。


実際は雲の上のような生活をしている人ほど、
そうした厳しい「最低ライン」を日々の中で持っています。


彼らが雲の上から落ちてこないのは、
(たまに落ちてきてもすぐにまた浮上していくのは)


彼らの中の「最低限」が優れているからなのです。



多くのひとが「これを目指している」
という未来の目標を立てますが、

「最低でも今日はこれをやる」

というのを持っている人は少ないのです。


もしくは、持っていても
自分が怠惰にさせる設定にしてしまっています。


「最高でもこうなりたい」

というのはあまり差をつくらず、

「最低でもこれをやる」

というのが差をつくり出していく。


「これ以下は受け入れられない」
「これ以下は自分ではない。私らしくない」


それが基準なのです。


アンソニー・ロビンズが世界中の人たちをみてきて、
人生に違いをもたらすたった1つの違いは「基準」の威力でした。


「最低でもここまで」というものが
設定されていない人は、達成力がひくい。


それは、行動力がないのでも、
ルーズなのでも、弱いのでもないのです。


ただ「最低でもここまで」というのを
日々の中でつくりあげてこなかっただけなのです。


夢や理想ばかりで、最低ラインを設定していないと、
簡単に言い訳をし、妥協をし、行動も先延ばしされ、
自分との約束も、他人との約束も破っていくようになります。


そして自信をなくしていってしまいます。


「仕方ないじゃん。だって・・・」
と自分にできない理由を与えてしまうのです。


志、理想、夢、目標、それらは高い方がいい。
やる気や、情熱や、勇気を呼び覚ましてくれます。


しかし、「達成する」ためのカギを握るのは、

「最低でも、ここまで」という
「最低ライン」を日々の中で徐々に徐々に引き上げていくしかないのです。


ぼくは成し遂げられない人間でした。
達成と聞くとプレッシャーで目を背けたくなりました。


ただ、たくさんの人たちを観察し、
23歳のとき、「最低ここまで!」というのを日々高めていこうと決めました。


それは自分との約束でした。


最初は、とてもレベルの低い約束からスタートしました。


例えば、書くことについて。
「最低でもパソコンの前に座ってワードをひらく」


最初はそうしたところから始まりました。
書くことが苦手でしたから、
とてもレベルの低い「最低でも」からでした。

優れている人が突き抜けているのは、

「最高ならこれくらい」ではなく
「最低でもこれくらい」なのです。


それが「基準」であり、
その人の人生が落ち着くところなのです。


人生は、その人が我慢できる範囲に落ち着くのです。



あなたはどこまでが我慢できるでしょうか?
現時点での「最低でもここまで」とはどのようなものでしょうか?


少しずつ、自分の中の
「最低でもここまで」を更新していきましょう。


少しでもヒントになったら幸いです。

池田貴将


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