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本日は
『影響力は、確信のゲーム』
についてお話しします。
私たちは社会の中で暮らしています。
そのため、あなたの周りにはたくさんの人たちがいると思います。
友人もいれば、家族もいれば、仕事仲間もいれば、
ただの顔見知りだけのひともいるでしょう。
生活をしていれば、さまざまな選択の場面に遭遇しますが、
誰もが同じ興味・関心をもっているわけではありませんから、
主張することがぶつかることもあります。
たとえば、休日に、
あなたは海に行きたいと言い、
友人は山に行きたいと言う。
ここで「山に行くのが正解か、海へ行くのが正解か」ということを、
いくら考えても答えが出ません。
だから大事になるのは、「確信の強さ」です。
「海がいい」という確信と、
「山がいい」という確信。
ほとんどの場合は、この確信が強い方が、影響力をもちます。
声が大きくても、弱気であれば、
声が小さくても、確信の強い人に負けてしまうのです。
私自身は影響力ということについて研究しつづけていますが、
影響力とはシンプルに言えば、
「あなたが感じている感情を相手へ伝染させること」と言えます。
例えば、セールスパーソンならば、
商品に対して感じている情熱を顧客に伝染させていったり、
顧客のことを心から思っているという気持ちを顧客に伝染させていったり。
また、経営者の方やチームリーダーの方ならば、
自分たちの組織やチームがこれから向かう方向に感じているワクワクを、
聞いている人たちに伝染させていったり。
どんな感情を伝染させたいのかは人によって異なりますが、
どんな感情だったとしても、
影響力というゲームは、
より強い感情を抱いている方が勝つのです。
ここで、多くのひとが
「確信かぁ。わたしは自信がないからダメだ」というような、
「自信」と影響力を結びつけてしまいますが、違います。
確信とは、あなたが選ぶことが正しいか、間違うかを、
いくら考えても生まれないのです。
確信とは、あなたが自らの選ぶものを、
「正しかった」と言えるところまでやるつもりがあるかどうか、から生まれるのです。
つまり、
ダイエットにせよ、
転職にせよ、
起業にせよ、
目標達成にせよ、
何かを決めるということは、
「それを選んだ私は正しかったんだ」と言えるようにする、ということなのです。
つまり、わかりやすくいうと、
多くのひとは Aを選ぶか、Bを選ぶかを悩むと、
どちらが正しいかを考え込んでしまいます。
しかし、壁を突破し、ステージを変えていくような、
ブレイクする人はそうではありません。
ブレイクする人は、もっとシンプルなのです。
「どちらが正しいかなんて存在しない。
自分が正しいものにするか、間違いになるかを決めるのだ。」
「結局、選ぶものを正しくするのも、間違いにするのも自分次第。」
と、決めているのです。
たとえ周囲から反対されたり、理解されていないようなことも、
「ほら正しかったでしょ」と言えるところまで進むということを決めているのです。
あなたが何を選び、何を目指そうとも、
重要なのは、それが正しいか間違いかなんて存在しないのです。
周りが間違っていると言おうが、
あなたが「ほら正しかったでしょ」と言えるところまでやる、
この感情の状態が、決断力と影響力を爆発的に高めるのです。
Q：あなたはどういう状態になるまでやると決めていますか？
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少しでもヒントになったら幸いです。
池田貴将
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