あなたは、つねに何らかの”結果”を出すために、”行動”している。
その”行動”をつくっているものは、
「こうしよう」と思ったあなたの”決断”

決断→行動→結果

その”決断”に影響を与え続けているものはなんだろう。
それは「なにを考えているか」という”思考”ではなく、
実はどんな気持ちでいるかという”決断”なんだ。

この流れは、あなたの気づかないところで、毎瞬、毎瞬起こっている。

何をさしおいても、感情がまず優先される。
感情は自分の意思でデザインすればいい。

デザインとは、良い構成を工夫することだ。
だから感情にも、構成しているものがある。
それは3つ。

”意識の向け方”
”言葉の使い方”
”からだの使い方”


意識の向け方=今、自分はどこに意識を向けているか?
今、目をむけているところ。
または、頭の中でイメージしていること。

言葉の使い方=今、自分はどんな言葉を使っているか?
声に出したり文字で読むのはもちろん、頭の中でしゃべっているものもそうだ。

からだの使い方=今、自分はどんなからだの使い方をしているか?
動かしている場合もそうだけれど、姿勢、表情、呼吸などもあてはまる。

「何もやりたくないな」と思っているときは、
たいてい、この3つの要素がガチガチに固まってしまっている。

意識も言葉もからだも、本来はどんどん使って、どんどん動かすべきもの。
それを放ったらかしにしていると、どんどんサビついて、しまいには動かなくなってくる。

やらなきゃいけない。でもどうしても行動に移せない。
そう感じたときは、いくら無理をしたって結果は出ない。
動きたくないときは、「意識」「言葉」「からだ」のパターンのどれかを変える、と覚えておいてほしい。

感情は自分で作り出しているもの。
だから変えることができる。

池田貴将

動きたくて眠れなくなる。
(P23~P27より一部、抜粋)
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