クリスマスが終わり、今日は27日。

ぼくは、本を50冊もって、成田まで来ています。

 

目的は、「 2泊3日で、あるテーマについて集中的にインプットを行うことで、新しい発想やスキルを生み出すこと 」です。

 

ぼくらはこれを「読書合宿」と呼んでいます。

 

日常の隙間時間で本を読み進めることと、

まとまった時間をとって本を読むことでは、得られるものがハッキリと異なります。

 

通常は、25冊程度をもっていくのですが、

今回は持ち込みが50冊。

 

そのため「よくそんなに読めますね!」と言われるのですが、

もちろん「日常と同じ読み方」ではとてもじゃないけれど読めませんし、

日常と同じ読み方で読むなら、近所のカフェやホテルのラウンジで優雅におこなう読書と変わりません。

 

読書合宿は、投資です。

時間とお金を投じることによって、未来を変えるというリターンを得る。

 

投資ということはリスクを積極的に引き受けなければなりません。

リスクをとる、という表現をいうひとは多くいますが、不思議でなりません。

 

リスクをとる、リスクをとれない。そういう人たちは、

まるで今いる場所にはリスクがないかのように思ってしまっているのではないでしょうか。

 

リスクはとるものではなく、引き受けるもの。

つまり、どこにいたって、なにかしらのリスクはあるわけです。

それを引き受けるのか、それとも、リスクなんてないふりをして過ごすのか。

 

話を戻すと、読書合宿での読み方は、積極的にリスクを引き受ける読み方です。

それはつまり、バッサリと読まない場所は、読まない。

そこにいい言葉があるかもしれない。それを見逃すかもしれない。

そのリスクを引き受けるのです。

 

日常の読み方は、そのリスクを回避する代わりに、

「いつまで経っても読み終わらず、大した量を消化できない」というリスクを引き受けているのです。

 

読み飛ばす、というのを1冊でおこなうと、なにやらちょっとした罪悪感が芽生えますが、

50冊でおこなうと、それでも時間が足りません。

 

でも充実感があるんですよね。

 

時間がない、という中で行う読書の方が、

吸収力があがるのでしょう。

 

だから、のんびりした読書も娯楽としては良いですが、

時間がない、というテスト前の勉強のように、焦って読む読書のほうが吸収にはつながるのだと思っています。

 

( 読書合宿なのに、なんでブログ書いているの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これもひとつの読書にあった内容のアウトプットとして行なっているのです。どういう内容があったのかは、ぼくの中で消化できたらお届けいたします )