最近は、行動を具体的にすることを特に大切にしています。
先日のセミナーのなかでもお伝えしたのですが、
自分が動いているイメージがハッキリと湧くほどの具体的なイメージで、
自分のtoーdoリストを構築していくと、
驚くほどストレスが減ります。
それはつまり、やるべきことだろうが、
やりたいことだろうが、どちらでもスムーズに行うことができるようになる、
ということです。
モチベーションから解放されます。
to-doリストは、「自分への行動指示書」であるべきだと思っています。
つまり、それをみたら、考えずに動くことができる、というのが理想です。
多くのひとがto-doリストをみてストレスややる気が上がらないのは、
to-doリストに書かれているものが「アイデア」レベルの表現が多く、
「考えないと動けないあいまいな状態」でto-doリストに並んでいるからです。
たとえば、
ぼくのto-doリストのなかには、「○○についてしらべる」という表現はありません。
「しらべる」とは、具体的にどういう行動を起こすことを意味しているのかが、
見ただけだとわからないからです。
広辞苑で調べるのか、
本で調べるのか、
誰かに聞くのか、
グーグルで検索するのか、
具体的にどうすることが調べることなのか、ということが明らかになっていないと、
そのリストをみたときに結局その場で「考えて行動を決める」ということになるのです。
それを「そんなに具体的なことにするのがめんどくさい」と言うひともいますが、
そもそも具体的になっていないから、具体的にするのが面倒なだけです。
具体的になっている人は、それを書けばいいだけですから。
大事なのは、「初動」です。
まず初めになにに手をつけるのか。
そこが動きだせば、ほとんどの場合は、スムーズに動き出します。
初動が重たいと、どんどん先延ばしをされやすくなります。
鍵は、自分がそのリストをみたときに、なんのストレスもなく感じられるかどうか。
そこをぜひ意識的にみなおしてみてください。