以前、「未来記憶」「心配するな」を担当してくれたサンマーク出版の編集の方に
「池田さんにとっての感謝ってなんですか?」
と聞かれたことがある。
それ以来折に触れて考える。
サンキューと言う感謝もあれば、
自分が親になってはじめて親の有り難さがわかると言う感謝もあれば、
マナーとして言う感謝もあれば、
命の恩人に言う感謝もある。
ひとによって、
時と場合によって、
感謝がもつイメージも重さも異なる。
ぼくが感謝というと思い浮かべるのは、
自分という存在を支えてくれているすべてのもの。
「今の自分があるのは・・・・・」
という言い出しにはじまるような、
あのときのあれがなければ、今がなかった。
これらがなければ、今のようになってなかった。
という自分にとってかけがえのない大切なものの存在が
なくなってしまうようなとき、
心からありがとうございますと言える。
感謝の反対は、
ぼくにとっては当たり前だと思うこと。
そしてそれは傲慢へと続く道。
有り難いな、と感じる心を、
またひとつ大切にしていこうとおもいます。
いつもありがとうございます。
池田貴将