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「今」変わる人は「行動派」の人。「いつか」変わる人は「口頭派」の人。

             本メールマガジンは、
       そんな「行動派」の人に送る実践レターです。


          21日間メールセミナー 7日目

        「リーダーとは『実践者』のことである」

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こんにちは、池田貴将です。
本日も、このメールセミナーを開いて下さり、ありがとうございます。


アンソニー・ロビンズのトレーニングにいくと、朝は早くから、夜は12時
を過ぎるまでセミナーが連日行われます。ノートに書ききれないほどの「人
生の戦略」や「成果を出すスキル」を教えてくれるのですが、彼がとても大
切にしていることがあります。


「行動の伴わないポジティブシンキングは、幻想しか生まない」ということです。


あらゆる戦略もスキルも知識も、それが実践に繋がらなければ価値を生まな
いということです。アンソニー・ロビンズの教えは全て、そうした実践成果
に繋がるものなのです。


21日間のメールもすべてそのようになっていますので、何度も読み返して
頂けたら嬉しく思います。


では本日もよろしくおねがいします。


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★時代の流れと共に「パワー」は変化してきた
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アンソニー・ロビンズは言います。

“時代が変わっていけば、中心となるものが変わっていく。
 その中心となるものを押さえている人がパワーを持っている。

例えば、

・狩猟が中心の時代:肉体が強い人がパワーを持っている
・農耕が中心の時代:土地を持っている人がパワーを持っている
・産業が中心の時代:資本を持っている人がパワーを持っている
・年功序列の時代:年齢・地位を持っている人がパワーを持っている
・情報が中心の時代:知識を持っている人がパワーを持っている

ということが挙げられる。“


そして、アンソニー・ロビンズは言い切ります。

“今の時代において、情報を知っているだけでは力ではない。
 ただ知っているだけでは、潜在的な力に過ぎない。”


これまでは「何を持っているか」で富や影響力に差が生まれてきました。
今は「何を知っているのか」ではほとんど差が生まれにくくなっています。


さらに、様々な研究の中で、自分の1万倍成果を出している人の脳も、自分
の脳もほとんど変わりはない、ということも分かってきています。


では「何を持っているか?」で差が生まれるのか、


アンソニー・ロビンズは言います。
“今の時代の本当の力とは・・・・「行動を起こす力」だ”と言います。


「何をしたらいいのか?」が分からなければ、それを「知るための行動」
を起こせばいい。
「何をしたらいいのか」がわからないことが問題ではなく、それを「知る
ための行動」を起こせないことが問題なのです。


しかし、書店やインターネット上には情報が溢れ、わたしたちは「情報多過
」な環境の中で生活しています。私たちの多くは、「何をすべきか」がわか
っているのに、それを行動に起こすことができないということです。


いくら「未来を知っている」としても、それを「活かす行動」を起こすこ
とができなければ、価値が大きく減ってしまうのです。
だからこそ、「実践する力」こそが、今の時代の「パワー」なのです。


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★「知識」を「成果」に変える力こそが「感情のデザイン」
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では、なぜ知っているのにも関わらず、行動できない人が生まれるのか?


1つ目は、「知識がありすぎて、一杯一杯になってしまう」ことです。
2つ目は、「行動を起こすことに対する、恐れ」です。
3つ目は、「行動が何に繋がるのか分かっていないこと」です。


そして、いずれにも共通していることを一言にまとめてしまえば、
「行動を起こすのに十分な感情の状態ではない」ということです。


「いっぱいいっぱい」という感情では、行動を起こすのは難しい
「恐れ」を感じていたら、一歩を簡単に踏み出すのは難しい
「何の為だかわからない」と感じていたら、率先するのは難しい


これまで行動しなかった人が発する言葉に、「お尻に火がついた」
「スイッチが入った」「追い込まれたからやるしかない」etc…


とあるのは、いずれも「お尻」ではなく「感情」に火がついたのであり、
「感情」のスイッチが入ったのであり、「追い込まれた」から「感情」
が変わったことがポイントなのです。


いい意味でも悪い意味でも、私たちの行動を創っている原動力は「感情・状態」です。


だからこそ、それを「正しい方向」に活かすために、「感情を押さえ込む」
のではなく、「感情を活かす力をマスターすること」が大事になるのです。


アンソニー・ロビンズのトレーニングで教えられることは、

●成果を創りだす一番の土台:感情のメカニズムをマスターすること

●その上にある土台:原理原則をマスターすること

●一番上にあるもの:「どうしたらいいか」という戦略をマスターすること

です。


「原理原則」に外れている「戦略」は必ず「しっぺ返し」がやってきます。
しかし、一番の根本は、「感情をマスター」しなければ、「戦略」「原理
原則」を知っていても行動に移せないということです。


人生の達人が感情の達人だと言われる所以(ゆえん)なのです。


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★何をすべきなのか?という「基礎・基本」の徹底把握&実践
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今の時代のパワーは「知っていることに基づいてアクションに移す」
つまり、ご自身に投げかけて頂きたい「問い」は「何を知り、何を実践
することが大事なのか?」ということです。


もっと具体的に言えば、「次の1~3年間で、自分自身が最も力を発揮し、
最も成果を創り出すために、何を知る事が大事なのか?何を実践することが
大事なのか?」ということに対して、明確に答えられることが大事になるの
です。


世の中には、情報・エネルギーが物凄い勢いで、社会に流れ込んでいます。
こうした中で、揺らがず継続して成果を創り出すもの、それは「基礎・基本
(原理・原則)」です。


ご自身がされているビジネスで最も大事な基礎・基本は何か?
「何が基礎・基本かを知っている」これは非常に大事な知識です。


そして「知識・情報」に基づいて、アクションを起こすことが大事になります。
それこそが、今の時代の力になるのです。


いつもいつも先延ばししていると、行動を起こす、という「筋力」が衰えて
きます。(*先延ばしを解決する方法はいくつもありますが、最も簡単なも
のは完璧にやろうとせず「1分間だけやる」ということを試してみることで
す。もしくは、「好きな音楽を1曲聴いている間だけやる」ということを試
してみることです。)


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★「リーダーシップから遠ざけてしまうのは、失敗ではない
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「分かっていたのにアクションを起こさなかった」


これが私達が最も後悔することでもあり、自信を失わせることでもあり、
未来を描く力を弱まらせることでもあり、影響力を縮小させるものでもあり、
あなたの勇気を萎縮させてしまうものです。


リーダーシップを磨き、リーダーとしての道を歩んでいく上で、
「卓越したリーダーシップ」を発揮することから遠ざけてしまうのは、


失敗することではありません。
拒絶されることはありません。
売上が下がることではありません。


そうではなく、失敗したときに、そこで諦めてしまうことであり、
拒絶されたときに、そこから省みて新しいアプローチを試さないことであり、
売上が下がったときに、環境の変化や他人のせいにしてしまうことなのです。


実践しないことであり、ビジョンを諦めることです。言ったことをやらない
ことであり、約束を守らないことです。相手に嫌われるのを怖れて注意しな
いことであり、指導していることを自らが実践していないということです。

 
自分ができるようになるまで言うな、指導するな、ということではありません。
平凡な人は「完璧」を愛し、リーダーは「実践し学び続けること」を愛します。


「できていないこと」を嘆き悲しむのが謙虚さではなく、
「できていないこと」を省みて、改めるための決断を繰り返すこと、
その中でリーダーシップが磨かれていくのです。


省みて、自分自身がまだまだ実践できていないことを知っているからこそ、
素直でいられ、謙虚でいられるのです。そして、リーダーは、今日もまた
新しい一歩を踏み出します。では、ご自身はどんな一歩を踏み出しますか?


あなたがリーダーかどうかは、役職や責任や実績によって決まるのではないのです。
あなたが自分自身を導こうと思ったら、あなたは自分自身のリーダーなのです。


私自身がお届けしてきたのはいつも「知識」でもなければ「スキル」でもありませんでした。
「リーダーシップの道」であり「リーダーシップを発揮する原理原則」です。
 

少しでもご自身のエネルギーや力が溢れるきっかけになれたら、
これ以上の喜びはありません。


池田貴将


お時間のあるときに、ご自身を振り返って頂き、「21日間メールセミナー」の
感想を教えて頂けたら幸いです。
(こちらのメールに返信して頂ければ、私が拝見させていただきます。)


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★21日間メールセミナー 7日目まとめ
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◇身につけるべきリーダーシップの姿勢

1)今日大事だと思っていることを一つ行動に起こそう
2)行動できないから悩むのではなく、その行動に対して抱く感情を変える


◇実践的リーダーシップの習慣を身につける
 
1)自分の好きな音楽は何ですか?それを聞きながらできることは何ですか?
2)自分の行動を振り返るための自己観察日記をつけてみる
3)今日も歩み続けていこうと決意を日々新たにする


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★編集後記
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私自身が開催する講座や会員制度では、毎回講座が始まる前に

「自分自身の実践を省みる」

という時間をとります。これがとても毎回大人気なのです。


いつもいつも前に進むことに集中してきた方々がとても多いので、
「しっかりと振り返る」ということをすると、それだけで「もう満足」
という方もいらっしゃいます。


「気づく力」ということは講座の中でも繰り返しお伝えしていることではあ
ります。ご縁がありましたら、ぜひ講座・講演にて お会いできることを心
より楽しみにしております。

 
池田貴将