こんにちは、アンソニーロビンズ「直伝」トレーナー池田貴将です。

アンソニーロビンズは言います。

「わたしたちが変化を創りだす上で、何かを考えるとき、

 一番考えてはいけない場所は“頭の中”だ。

 大事なことは“紙の上”で考えることが大事だ」


私たちは、つい何かを考えるとき、頭の中でぐるぐると考えてしまいます。

さらには、いくつものことを同時に考えていると、あたまが「パンク」してきてしまうことさえあり、

「もう頭がごちゃごちゃになってきた>_<!」

となる人もいるかもしれません。

そうなると、もう「自分が考えていること」すらわからなくなってきてしまいます。


考えるとは非常に面白いプロセスで、

自分が考えいていることに、また自分が「あ~でもない」「こ~でもない」と口を出してきます。

つまり、「自分の考え」を別の自分が「考えている」ということが発生しているのです。

しかし、これがうまく機能しなくなると、自分が何を考えているのか、ということがわからなくなってしまいます。自分が考えていることが客観的にみることができなくなるのです。


だから非常に重要なことは、自分の考えていることは「紙の上」に出すことで、

「自分の考え」を「自分の外」に出すことができ、

改めて冷静に「自分の考えていること」を「考える」ことができるのです。


またひとは、「3つ以上」のことを頭の中で考えていると、
「いっぱいいっぱい」という感情になりやすくなります。


ですので、

「もう考えることがいっぱいありすぎてダメなんです!」

というひとに、

『ではちょっと書き出してみてください』

とお伝えして、書き出してもらうと、「3~4個」であることがほとんどです。

多くても「7個」くらいです。


ですので、自分が何かを考えていることというのは「頭の中」ではなく、

「自分の考えていることは常に自分の外に出す」

という習慣をつけることが、「思考をカイゼンする鍵」になります。


現在、あなたが悩んでいることは何ですか?問題意識をもっていることは何ですか?

なるべく大きな紙の上に、なるべくきれいな字で書き出してみてください。


池田貴将